覚えておくべし道路緊急ダイヤル(#9910)と、「いざ」という時の連絡先

クルマが故障したときは、「#8139(JAFロードサービス)」、もしくは保険会社のロードサービスへ

 道路ではなく、クルマ自体に問題があるときは、#8139(JAFロードサービス)や、加入している保険会社のロードサービス、またはディーラーなどの販売店などに連絡をしよう。JAFの場合は、アプリやウェブサイトから連絡することも可能だ。

道路ではなく、クルマ自体に問題があるときは、#8139(JAFロードサービス)や、加入している保険会社のロードサービス、またはディーラーなどの販売店などに連絡を(PHOTO:写真AC_K-factory)
道路ではなく、クルマ自体に問題があるときは、#8139(JAFロードサービス)や、加入している保険会社のロードサービス、またはディーラーなどの販売店などに連絡を(PHOTO:写真AC_K-factory)

 ちなみに、JAFは「会員でないと利用できない」と考えている人もいるようだが、そんなことはなく(ただし、救援混雑時は会員を優先し断られることがあるそう)、料金はロードサービス作業終了時に現場で、現金もしくはクレジットカードで支払うことになる。料金はバッテリー上がりで税込13130円(非会員、昼間の一般道での応急始動作業)、パンクで13330円(非会員、夜間における一般道でのスペアタイヤとの交換作業)といったところだ。

 クルマが故障して動かなくなったとしても、道路上は危険なので、まずは身の安全確保を確保する必要がある。特に高速道路上では、必ずガードレールの外側など安全な場所に避難してから、救援要請をするようにしてほしい。

高速道路上において、事故や故障でやむを得ず停車する場合は、できるかぎり路肩によせてハザードランプを点灯させ、三角表示板や発煙筒で後続車に合図する(PHOTO:Adobe Stock_Kumi)
高速道路上において、事故や故障でやむを得ず停車する場合は、できるかぎり路肩によせてハザードランプを点灯させ、三角表示板や発煙筒で後続車に合図する(PHOTO:Adobe Stock_Kumi)

いざというときの短縮ダイヤルは、ほかにも

 ほかにも、道路の渋滞情報や規制情報は、#8011(携帯電話専用、最寄りのオペレーターにつながる)で確認できるし、海上で事件や事故を発見したら「118」(海上保安庁につながる)、緊急対応が必要でない警察への相談は「#9110」、休日や夜間にお子さんが急変したときにどうしたらいいか相談したいときには、子ども医療相談「#8000」(24時間受付)、大人で救急車を呼んだほうがいいか迷うときには、救急医療相談(#7119)(24時間受付、ただ対応していない自治体もあるので、事前に確認が必要)、性犯罪に係る被害や相談は「#8103」など、「いざ」という時に連絡したり相談できる窓口はいくつか用意されている。

 発生したアクシデントに対して、的確な場所に連絡をすることで、はやく適切な対応することができるし、限りある社会資源を有効に使うことにもつながる。「これは使いそうだな」と思った短縮ダイヤルは、お使いの携帯電話やスマートフォンに登録しておくことをお薦めしたい。

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