■デリカD:5(マイナーチェンジ前)
2007年デビューのデリカD:5は、2019年に大幅改良を実施。内外装も一新され、「こりゃ新型か?」と思うほど変わったのだった。しかしながら、大幅改良の対象となったのはディーゼルエンジン車のみ。
2007年から販売されていたガソリンモデルはこのタイミングで廃止になるのかと思いきや、なんとマイナーチェンジ前の顔のモデルを併売するという手段に。
しかしながら、大多数は新顔のディーゼルを購入していたようで、新型の発売から10か月後には販売終了となった。
■先代カローラフィールダー/アクシオ
今まで取り上げてきた「併売車」たちはすでに販売を終えているが、実は現在も併売されているクルマがある。それがカローラアクシオとカローラフィールダーだ。
主にビジネスユースでの取り扱いとなっており、「W×B」のようなイケてるグレードは用意されていない。カローラツーリングのビジネス向けグレードである「X」が207万円なのに対してカローラフィールダーの「EX(ガソリン車・AT)」は191万5700円。
世代差分の進化もあるので一概に「超オトク」とは言いづらいが、コストに厳しい会社にとってはありがたい選択肢となるだろう。
また、パワートレーンはハイブリッドも用意されているし、なんとガソリン車には5MT車も残されている。クルマがどんどん肥大化していくなかで、超希少な5ナンバーサイズのセダンとステーションワゴンなだけに、あえて個人ユースとして狙うのもアリではないだろうか。
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