【スペーシアギアほか7モデル厳選!!】 350万円で人生を遊び倒せ!! 国産の超個性派カーたち

 どうせクルマを買うなら「あれ何だ?」って注目を浴びるような、人とは違うクルマを選びたい! というのは誰しもが(?)思うところ。

 そんな時にオススメなのが、350万円以下で「今でも買い」な、人生を楽しむ(FUN)するための「超個性派カー」たち。自動車評論家 清水草一氏が、国産7モデルを厳選!!

※本稿は2019年6月のものです
文・写真:ベストカー編集部/答える人:清水草一
初出:『ベストカー』 2019年7月26日号


■コスパ視点も入れつつ“買い”の一台はどれ?

ベストカー 今回挙げた7台、魅力やウリの部分はどこしょうか?

清水 総じていえば、なんつっても珍しいってこと。個々にいうと、コペンエクスプレイはオモチャのロボット感。

●ダイハツコペン エクスプレイ(価格:185万2200~212万7600円)

軽オープン、登場時の話題性ではS660に負けた感はあった。が、コペンはローブ、セロ、そして写真のエクスプレイと怒濤の3タイプ。選べる楽しさがあるし、着せ替えだってできる。ユニークです

 フィットクロススタイルはシトロエンに見えること。アクアクロスオーバーはノーマルとはちょっと違うこと。ハイラックスはワイルドさ。N-BOXスラッシュはファンキーさ。スペーシアギアは文字通りギア感。イグニスはツウ好みという感じだね。

●トヨタ ハイラックス(価格:326万7000~374万2200円)

13年ぶりの日本復活販売。その英断に敬意を表しつつ存在感では日本一のFUNカー。後ろに荷物を積まなくても、この形こそが楽しい

ベストカー フィットクロススタイルはシトロエンC3にそっくりです。でもデザイン的に頑張っていると思いますが……。

●ホンダフィット クロススタイル(パッケージ価格 13万8240円+フィット価格:142万8840~208万4400円)

2019年10月31日までパッケージ価格が半額の6万9120円となるキャンペーンを実施中。これはお得! 
「C4カクタスと似てない?」と言うなかれ。パッケージオプションでこんなに変わる好例。下で清水氏が辛口評価しているが、乗ればフィットがポップに変わるはず

清水 よくぞここまでシトロエンに似せたという点では、とても頑張ってると思うよ! 恥も外聞もなく! こういうのって勇気がいるよね。

あるいは「とにかくシトロエンが好き」という情熱かな。ヴェロッサを作った人がアルファが大好きだったみたいに。

でもね、これはやっぱりデザイン的には頑張ってない。だってパクリだもん! オレ、この間街で1台だけ発見したんだよ。その瞬間、体に電気が走ったね。

その時思ったのは「オーナーもよく買ったなぁ」ってこと。FUNであることは間違いないけど、やっぱホンモノのC4カクタスやC3を買ったほうがFUNだから。

こちらがシトロエンのC4カクタス。むぅ

そこまでして国産車にこだわるのはナゼ? 値段だってむしろC3のほうが安いのに。まぁ最初からシトロエンつー選択肢はなかったんだろうね。

ベストカー アクアクロスオーバーやスペーシアギアは、スタイルだけSUV&クロスオーバーに似せた“なんちゃって感”が漂う。それでも存在意義はあると思いますが……。

●トヨタ アクアクロスオーバー(価格:205万2000円)

2017年のモデルチェンジ時に登場したモデル。顔がワイルドに変わり、最低地上高は30mmアップの170mm。シートも専用仕様に。気分が変わるアクアなのです

清水 これは素質の問題で、スペーシアギアはもともと単なる箱みたいなクルマだから、SUVっぽく仕立てることでギア感が出るんだよね。だからちゃんとカッコよくなってる。

でもアクアの場合、ベースが流線形のエコカーでしょ。これは車高を上げてSUV風に仕立てると、どこか邪道な感じになる。

それでもまぁノーマルに比べると断然数が少ないんで、「ちょっとでも人と違うクルマに乗りたい!」という欲求は満たせるはずだ。

オレも元アクアオーナーだからわかる。でもオレがやったのはドレスダウンだったけど。ホイールキャップ外すとか。

ベストカー これら7台で一番人生を楽しめそうなクルマとしたら、どれですか?

清水 カーマニアだからどうしてもカーマニア的な視点になっちゃうけど、断然イグニスだ。イグニスは決して変化球じゃない。直球だよ! 直球でFUNなクルマなんだよ! あのデザインとインテリア。それだけでいいよ!

●スズキイグニス(価格:138万2400~177万8600円)

デザイン重視で他のコンパクトカーに比べると室内は狭い。だがそれがどうした! 日本の道路事情に合わせたサイズで小気味良い走り、それがいい!

そりゃ、同じスズキのスペーシアより室内は狭いし税金は高いし、そんなに売れないのはしょうがないけど、だからこそFUNカーなんだ! オレは街でイグニスを見かけるたびに尊敬の眼差しを送ってるぞ!

ベストカー では、7台のなかでコスパ的に一番いいクルマ、コスパから見て「これがいい」というのはどれですか?

清水 車両価格だけを見たら、イグニスはスバラシイよね。だって中間グレードのMXでも150万円だもん! ただまぁ登録車だから税金はフツーに取られるし、人気ないから下取りも期待できない。

そこまで考えるとスペーシアギアになるかな。お値段はFFノンターボで162万円くらいだけど、軽だから維持費が断然安くて、適度なFUN感もある。

●スズキスペーシアギア(価格:161万4600~181万3320円)

2018年12月登場と古くはないが特別参上。スライドドアのSUV風モデル、しかも軽。今までなかったこのコンセプトはFUNすぎる。スペーシア全体の販売台数も押し上げ中

ベストカー 最後に7台のなかで超個性派カー目線で“買い”の一番のおすすめはどれですか?

清水 イグニスは王道、スペーシアギアはコスパ。どっちかが一番の買いだけど、N-BOXスラッシュのファンキーさは忘れられない。

もちろん今スラッシュを新車で買うのは、自動ブレーキ系が決定的に遅れちゃってるしオススメできない。それを押してスラッシュのカリフォルニア・ダイナースタイルを買う人、俺はソンケーする!

●ホンダ N-BOXスラッシュ(価格:135万9720~192万240円)

“ファンキー”がテーマなだけに、今見ても強烈さはピカイチ。こちらはモデューロのパッケージ。ホイールの赤が効果的
乗り心地がかなりイイんです!
楽しい内外装パッケージが豊富!

【番外コラム】 歴代日本車、忘れられない超個性派カーたち

 超厳選したのがこの6台。コンパクトカーでガルウィング、男気溢れるFUN、AZ-1(トヨタセラもありました)。SUVではこの2台。登場が超早すぎた感のあるスタイルのビークロス(まるでコンセプトカー)、使い勝手にFUNが詰まっていたエレメント。どっちも印象深い。

 話題を呼んだ他業界コラボのWillからはサイファ。日産に拍手を送りたいマーチコンバチは日本限定1500台。現行モデルでもぜひ出してほしい! 軽3ドアハッチのR1。存在が可愛らしかったですね。

●マツダ AZ-1

●いすゞ ビークロス

●ホンダ エレメント

●トヨタ Willサイファ

●日産 マーチコンバーチブル

●スバル R1

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