ノートオーラこそ小さな高級車!! と言われているが、そのちょっと前に日産はティーダというコンパクトカーがあった。これ内装のデキなどこのクラスとは思えないほどで、まさに小さな高級車であった。でも改めて乗ってみると超絶不思議なことが!!!!!!!!!!
文/写真:ベストカーWeb編集部
■初代ティーダ本気仕様もアリ!! 6速MTもあったのよ
すっかり街中で見なくなってしまった日産 ティーダ。今やノートオーラが小さな高級車と言われているが、いってみればその先祖的な立ち位置であった。
とくに内装はコンパクトカーらしさはまったくなく、下手な高級セダンより質感がよかったのだ。初代はハッチバックとセダンがあり、前者には6速MTモデルがあったうえニスモパーツもラインアップ。一般層だけでなく、クルマ好きからも支持されたヒット作であった。
最近久しぶりにティーダセダンに乗ったのだが、やっぱり今見ても内装の質感はピカイチで、ソフトパッドこそ少ないが木目調パネルの使い方などまさに高級車の仕上がりであった。
■えええ、なんで逆なの!? シート調整レバーの位置が斬新すぎ
でも唯一気になることが。そう、運転席のシート調整レバーが左側に設置されているのだ。通常であれば運転席は右側、助手席は左側に設置されているが、ティーダは運転席に限り違うのだった。
じつはこれよく考えてみればフェアレディZと同じ!! こちらはパワーシートで操作パネルが左側に付いているのだが、かなり無理があるが配置的には同じなのだ。
とはいえティーダはグローバル展開されていたモデル。仕向け地によっては左ハンドル仕様もあったわけで、そう考えるとどちらにも装着を簡単にするため、それとコストを抑えるためと思われる。
これ実際に使ってみると各レバーが大柄なため操作性はかなりよく、すぐにブラインド操作が可能なほど。でも、その後日産車でフェアレディZ以外で採用しているクルマが少ないことを考えるとユーザーの反応はイマイチだった可能性も。ティーダに乗っている方、乗られていた方いかがですか!?!?!?!?
【画像ギャラリー】ズーム必須!! ホントに逆じゃん!! 初代ティーダのシート調整レバーの在り処がスゴい(9枚)画像ギャラリー
コメント
コメントの使い方シートの調節レバーが内側に配置されていた理由は、シートを極力外側に配置して、シートサイズや居住性を確保する為だった筈です。
デザインはイタリア車風でしたが、ヨーロッパでは販売されず、アジアやオセアニア、アメリカ大陸での販売だったかと思います。