すでに発売中ってほど情報が出まくっている新型フリードだが、正式発売は6月末の見込み。5月から予約スタートとなっており、WEBやYouTubeを見る限り相当な反響なのは紛れもない事実である。だからこそ納車までにかなりの時間を要すという。冷静に考えてまだ正式発売前なのに、こんなに待つなんて……。これ衝撃です!!!!!!!!
文:小鮒康一/写真:ベストカーWeb編集部
■250万円スタート……高価格化止まらずも人気爆発はさすがフリード
扱いやすい5ナンバーサイズのボディと使い勝手のよいシートアレンジなどでファミリー層を中心に高い支持を集めているホンダ フリード。そんなフリードの最新型が今年5月にホームページで先行公開され、6月に発売が予定されていることが発表された。
3代目となる新型フリードは、引き続き5ナンバーサイズは死守しながらも、ミニステップワゴンとも言えるデザイン纏っており、通常モデルの「エアー(AIR)」と、現行型でも人気を集めた「クロスター」の2本立ての構成となった。
基本は3列シート仕様となるが、アウトドアテイストを付与したクロスターには3列目シートを廃して車中泊などのレジャーにも供することができる、5人乗り仕様も用意される。
パワートレインは引き続き1.5Lエンジンを搭載するが、ハイブリッドモデルは2モーターのe:HEVへアップデートがなされ、先進安全装備も機能強化が図られている点も特徴だ。
その分価格はエントリーグレードでおよそ250万円と現行型よりもアップしてしまっているが、5月10日から始まった先行受注では好調なセールスを記録しているというが、実は好調どころか予想を上回る受注を受けて販売店はてんやわんやになっているというのである。
■すぐ商談すれば早くて来年2月納車!! ほぼ年内に手元に来ることはキツい
首都圏にあるホンダディーラーによると、先行受注を受け付けた当初から予想以上の来客があったとのことで、当初は8月前後の納期で商談を進めていたとのことだが、全国的に先行受注が殺到したことで一気に納期が延び、5月末の時点で年内納車はほぼ難しいという状況で、現在は来年の2月ごろの納期で商談をしている状況とのこと。
正式な発売は6月ということで、まだ発売前ではあるが、先行受注をスタートさせた5月10日から全国のショッピングモールや一部ホンダディーラーで特別先行展示を開催しており、いち早く実車に触れたユーザーが注文を入れていることも影響しているのは間違いないところ。
現時点での正式発売は6月後半とみられており、各ディーラーに展示車や試乗車が配備されるのもそのタイミングとなる見通しだが、そこまで待ってから注文するかどうか考えるということにすると、更なる納車待ちは避けられず、購入を検討しているのであれば1日でも早い行動がオススメと言えそうだ。
なお今回の納期に関しては以前あった半導体不足などの影響ではなく、純粋に先行受注が集中したことが影響しているということが要因とのことなので、やはり早めに注文を入れる以外の回避手段はなさそうである。
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