先代スズキスイフトスポーツ
中古車相場:約35万~約190万円
先代のスイフトスポーツを取り上げる。現行型は1.4Lターボエンジンとなっているが、先代は最高出力136psを発生する1.6L直4自然吸気エンジン+6速MTというパワートレインを採用しレッドゾーンまで回す楽しさを味わえる。
2011年11月に登場した先代スイフトスポーツは可変吸気システムをはじめ様々な専用チューニングを施した1.6Lエンジン、旋回時の安定性を高めた専用設計のリアサスペンション、大径ブレーキと17インチホイールなどにより走りに磨きを掛けたモデルだ。
現在、先代スイフトスポーツの6速MT車の中古車は239台流通しており、価格帯は約35万~約190万円。中古車の平均価格は順調に値落ちしていて、MT車の入門車として打って付けのモデルといえる。
トヨタMR-S
中古車相場/20万~348万円
これまではハッチバック系の車種が中心だったが、2シーターオープンカーのトヨタMR-Sも忘れちゃいけない。
MR-Sの販売期間は1999年~2007年ですでに生産終了から12年が経過している。最高出力140psを発生する1.8L直4自然吸気エンジンを運転席後方に搭載し、ミッドシップ特有のクイックなハンドリングが特徴だ。
現在、MR-Sの中古車は176台流通していて、そのうち96台が6速MT車となっている。
価格帯は20万~348万円と非常に幅広くなっているが、88台は150万円以下で購入可能だ。
すでに10年以上前に生産終了したMR-Sの平均価格は3カ月前が約64万円で現在は約69万円まで上昇中。今後は絶版車人気により、もう少し値上がりしそうだ。
先代VWポロGTI
中古車相場/60万~150万円
最後に輸入車から1台を選ぼうと思い、さんざん迷った挙句、2010年にデビューした先代ポロのGTIとした。ルノートゥインゴのZENも候補車に入れたが、中古車価格とやんちゃなホットハッチと呼ぶにふさわしいスポーティな走りを考えると輸入車ではこれがベストだろう。
注目はやはりエンジンだ。いまではラインアップされていない179ps/25.5kgmを発生する1.4L、直4ツインチャージャーエンジンを搭載しているのだ。ツインチャージャーとは、スーパーチャージャーとターボの2つの過給機を意味する。
MTは用意されておらず、7速DSG(2ペダルMT)のみだが、ダイレクトなつながりを持つDSGだから、むしろMTよりDSGの方が速く走れる。
走りはこれぞホットハッチと叫びたくなるほど痛快だ。特にシャシー性能が高く、カチッとしたボディの剛性感も素晴らしい。
中古車相場は60万~150万円までの前期型がおススメ。2015年2月のマイナーチェンではエンジンが192psの1.8L直4ターボに変更されている。
2010年モデルで60万円前後、2011~2013年モデルで90万~110万円、2015年以降のモデルは130万円オーバーとなる。
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