えぇ、もしや[TOM’S]を有名にした[スターレット]!? まさかのカタチで帰ってきた!!

■「初めてなんです」 開発者たちの思いとは

左から、時計ジャーナリスト 篠田哲也氏、カシオ 第一デザイン部グローバルデザイン室 リーダー 田代篤史氏、カシオ 執行役員 時計BU事業部長 高橋央氏、TOM’Sドライバー 坪井翔選手、TOM’S 取締役会長 舘信秀氏、TOM’S 代表取締役社長 谷本勲氏
左から、時計ジャーナリスト 篠田哲也氏、カシオ 第一デザイン部グローバルデザイン室 リーダー 田代篤史氏、カシオ 執行役員 時計BU事業部長 高橋央氏、TOM’Sドライバー 坪井翔選手、TOM’S 取締役会長 舘信秀氏、TOM’S 代表取締役社長 谷本勲氏

 公演中、カシオ計算機の田代さんから興味深い言葉が聞こえた。

「物を作るときというのは、拘りが絶えないのです。そして出てくるアイデア1つ1つを採用することは非常に難しいんです。ですが今回のこの製品に関しては、ほぼ採用しましたね。こんなの初めてなんです」

 この言葉から察せられる通り、今回のプロダクトは開発に携わる全員の思いが同じ方向に向いていたからこそ成し遂げることができたのではないかと感じる。

 元ファクトリードライバーで、現「TOM’S」取締役会長である舘さんは、「すべてが完璧で感無量です。言葉が出ない。目頭が熱くなり、言葉に詰まってしまう。マジで泣きそう」と。

 これほどまでに開発者から愛される、それは”もの”において一番幸せなことなのだろう。

「現在は経済合理性で世の中は考えてしまう。例えば都内はクルマを所有するよりカーシェアの方が安い~や、時間見るならスマホで良いじゃん~など。そこにクルマ要素×腕時計という商品を出す。そこに意味があるのです。」

「TOM’S」代表取締役社長の谷本さんは以上のように述べる。そうだ、意味や効率ばかりを頭でっかちに求め続けていると、息苦しくなる。

 もちろん世の中において、効率というのはすごく大事なのだが最適解を求め、必要最低限にことを済ませる。それでは面白くない。と筆者は個人的には感じてしまう。

 今の社会にこうした考えを持つ企業がどれほどいるだろうか。「TOM’S」とカシオ計算株式会社の益々の発展を、心から御祈願させて頂きます。貴重な機会を頂き、ありがとうございました。

■3位以内で時計プレゼント!? 大盛り上がりのカート大会!!

目指すは1位一択!! 意気込んで参戦した結果…
目指すは1位一択!! 意気込んで参戦した結果…

 実は今回のプレス発表会の前に、参加希望者によるカート大会が行われた。大会には、成城大学自動車部に所属する筆者が、1位を目指して奮闘してきた。

 4.5回ほどカート経験はあるが、いずれもガソリン仕様。今回のカートはEVカートであり少し不安ではあったが、狙うは入賞、いや優勝だ。

 コースは全体的にタイトでコーナーが多かったため、クリッピングポイントをしっかり押さえ、車速の平均を高く維持する作戦でレースに臨んだ。

 実際に走るとまず驚いたのは、ガソリンカートよりトルクが凄い。加速っぷりが果てしなく気持ち良いのだ。だが第1コーナーでまたも驚いた。

 車重がガソリンカートより多いが故に、ハンドルが結構重い。走り終えた後の話ではあるが、前腕がかなり疲労し、数分間ものを持つのが大変だった。

 個人的にはコースも難しく感じた。7分間走行できたのだが技術不足も相まり、結局1番良いラインがどれなのか分からず走り終わってしまった。

 だがその中でもベストは尽くした。後は自分を信じて結果を待つのみ。果たして順位は…

 結果は4位!! 表彰台に上ることは叶わず、己の未熟さを痛感しました… もっと精進してまいります。

【画像ギャラリー】KP47が時計になっちゃった!? 衝撃の姿がこちら!!(23枚)画像ギャラリー

 

 

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