日本を訪れる外国人観光客は3000万人を突破し、行きたい観光地も多様化しているそう。
今回はルノー トゥインゴGTの小気味よさを試すため、外国人観光客が喜びそうな狭〜い道の観光地を走ってみました!
文:ベストカー編集部 写真:池之平昌信
■路地のUターン最速車だ
5速マニュアルを操作しながらRRならではのお尻からドンとくるターボの加速フィールに身をまかせる。それだけでも楽しいが、ルノー トゥインゴGTの魅力はたった4.3mという最小回転半径。前後17インチタイヤだが、RRを利しての小回りのよさは想像以上。
観光地はどこでもそうだが、ナビで案内されても最後の最後に間違うなんてことはよくあること。細い路地でのUターンが必要だが、大きなミニバンやSUVではひと苦労。
ボディが小さくUターンがしやすい、さらに発進時の加速が小気味いいルノー トゥインゴGTならそんな観光地に出かける時も楽々。東京都内のスポットを走ってみた。
■坂道でも力強いエンジンでぐいぐい上る
スタートはアンスティチュ・フランセ東京。
駅でいえば市ヶ谷と飯田橋の中間にあるフランス語学校兼フランス文化センターは、坂道の狭い路地にあり、まるでパリのモンマルトルのようだ(もちろん行ったことはない)。
当然フランス人が多く「ボンジュール!!」と挨拶してスタート。
けっこうな坂道だが109馬力を発生する3気筒900ccエンジンは低速トルクがたっぷりあって、軽く駆け上がっていく。次の目的地神楽坂は石畳と黒塀が独特の世界観を作るが、道が狭く袋小路というところも少なくない。
この石畳もフランス人にいわせるとパリを思わせるらしい。確かにオレンジのルノー トゥインゴGTはこの街によく似合う。ここでもフランス人らしき女性を見つけ「ボンジュール!!」。
■ブレーキや足回りは欧州で鍛えた本領発揮
お次は巣鴨の地蔵通り商店街。「おばあちゃんの原宿」と呼ばれるとおり、アグレッシブなお年寄りがほんとうに多い。
この通りは狭くはないが、おばあちゃんの飛び出しや蛇行に注意が必要。ルノー トゥインゴGTはブレーキのタッチがよく、ソリッドな効き味は街中でも安心感をもたらす。やはり車重が1t少々と軽いことが大きい。
■高速道路でも充分な加速
そして最終目的地は葛飾区柴又の帝釈天。映画寅さんで有名なこの地まで20kmほど。狭い道から開放され、首都高に入る。60km/hくらいの巡行はとても快適で、さすがターボと納得。サイズに比べてホイールベースが大きく、直進安定性がいいのに驚いた。3〜4速を使ってのレスポンスのいい加速はルノートゥインゴGTのハイライトだ。
あっという間に柴又駅に着いたが、帝釈天参道は行き止まりで、やっぱりUターン。1回の切り返しで見事成功!! このロケで都合12回目のUターンだが、最後が一番速かった気がする。
ちなみに柴又で外国人から寅さんのことを聞かれたら、こう答えましょう。
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