最新キャデラック6台を一気試乗! ロングドライブでわかったキャデラックらしさとは?

■XTシリーズの最上級モデル、XT6

XTシリーズの最高峰モデル、XT6プラチナム。搭載されるエンジンは314ps/368Nmを発生する3649㏄、V6に9速ATを組み合わせる
XTシリーズの最高峰モデル、XT6プラチナム。搭載されるエンジンは314ps/368Nmを発生する3649㏄、V6に9速ATを組み合わせる

 そして、さらにここからXTシリーズの最上級モデルとなるXT6へと乗り換えました。ここでさらに感動!

 XT4からXT5への進化は、階段をひとつひとつ登っていくような進化だったのに対して、XT6はそこから一足飛びにさらなる上質なSUVになっていました。

 エンジンは、XT5と同じですが、車内の静粛性と重量感のあるどっしりとしていてしっとりとした乗り心地がとても快適な空間を生み出しています。

 XT4やXT5は、ハンドリングや操縦性が優れている分、乗り心地はざらついた感触が残っている部分があったのですが、XT6は素直で運転しやすいハンドリングはそのままに、往年のキャデラックを想起させるようなたっぷりとしたストローク感のある乗り心地がたまりません。

今回試乗したなかで、伊藤梓さんが一番気に入ったモデルはXT6だった
今回試乗したなかで、伊藤梓さんが一番気に入ったモデルはXT6だった

 もちろん今回乗ったクルマのなかで、もっとも優れていたのはエスカレードだと思いますが、普段の扱いやすさやコストパフォーマンスを考えると、個人的にはXT6が一番お気に入りのモデルになりました。

 最終目的地の軽井沢プリンスホテルに到着して、今回の「キャデラック オールラインナップ桜前線試乗会」は無事終了しました。

 都内から400km以上のドライブでしたが、綺麗な桜や景色、そしてキャデラックの快適で操縦性のいいさまざまなモデルをドライブできたことで、不思議と疲れはあまり感じられませんでした。またキャデラックに乗って別の地域へ綺麗な景色を見に行ってみたいですね!

エスカレードに次いで押し出し感のあるXT6のフロントマスク。ボディサイズは全長5060×全幅1960×全高1775mm
エスカレードに次いで押し出し感のあるXT6のフロントマスク。ボディサイズは全長5060×全幅1960×全高1775mm
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