■際立つボディバランスのよさ
今回の北京滞在時に2024年中の日本での販売が予定されているBYDのDENZAブランドのミニバン、D9 EVにも試乗したのだが、試乗すると明らかに乗り味が違っていた。車体のバランス、乗り心地が高山PHEVのほうがいいのだ。走らせるとハンドルを切った瞬間に気づかされる。
このあたり、もともとリチウムイオンバッテリーを製造していた出自を持つBYDのモデルとは、長城汽車のモデルは特にパワートレーンより車体のほうに「一日の長」があると感じた。
高山PHEVの中国国内での価格は33万5800~40万5800中国元(約670万~801万円)という設定で、競合する広州汽車のミニバン、E9とほぼ同じ設定となっており、中国国内ではアルファード/ヴェルファイアよりも比較的リーズナブルな価格のミニバンという位置づけだ。
日本導入は未定だが、日本国内で販売されても価格次第ではかなり売れそうな仕上がりだと思わされた。
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