ナンカンタイヤって?AW-1って?
ナンカンは台湾のブランドだが、創業は1959年と古く、スタッドレスタイヤについては25年以上開発してきた歴史がある。初期には日本の横浜ゴムと技術提携を結んだこともあり、現在ではアメリカ、欧州など世界180カ国で製品を販売するグローバルブランドに発展している。
そしてこのAW- 1 は北海道でテストを重ねたナンカン史上最高のスタッドレスタイヤで、オートウェイ専売モデル。だから、日本の凍結路に強いのだ。さらにイン側、アウト側のショルダーブロックは異なるデザインとなり、横に入るギザギザのサイプは大胆にして繊細で、氷上性能を意識していることがわかる。
繊細なアクセルワークに応えるグリップ性能
快晴の女神湖はマイナス8°C、氷の厚さは20~30㎝と絶好のコンディション。とはいえ、恐る恐るレヴォーグを湖上に進めていった。AW-1のタイヤパターンは左右非対称で、センターリブに刻まれたのこぎり状の3Dサイプが印象的だ。
3Ⅾサイプは接地面にかかる圧力を均等化し、制動性能やトラクション性能を高めてくれる。さらにイン側、アウト側のショルダーブロックは異なるデザインとなり、横に入るギザギザのサイプは大胆にして繊細で、氷上性能を意識していることがわかる。
女神湖に作られたミニサーキットを模したコースは、右回りで大きなカーブとそれよりも小さなカーブ、そしてストレートが組み合わされたもの。ストレートといってもラフなアクセルワークでは、途端にリアが滑り出し、スピンしてしまうほど、氷上は特別に繊細なドライビングが求められる。
AW-1装着のレヴォーグでコースに入ると慎重にアクセルを開けていく。30km/hくらいまでが特にスピードに乗せるのが難しい氷上だが、空転することなく、しっかりと前後タイヤにトラクションがかかり、スムーズにスピードが乗る。カーブに差し掛かるコーナーでのブレーキングでも、じわりとスピードが落ち、コーナリング姿勢を保ってくれる。レヴォーグの4WD性能の高さもあるが、想像以上に安定感がある印象だ。
慣れてきたところで、スピードを上げ、タイムトライアルのような走りもしてみたが、コーナーの立ち上がりでの加速(といっても40km/hくらい)がいい。もちろんラフなアクセルとブレーキの操作ではあっという間にスピンしてしまうが、イメージと大きく変わらない走りができ、氷上性能の高さを印象付ける。
弊社の女性スタッフが乗っても、「初めての氷上なので、思うように走れませんでしたが、安心感がありました」とコメントするように、誰が乗っても氷上性能は合格点といえそうだ。
AW-1を装着して印象的だったのは、ドライの一般道での乗り心地のよさ。東京から女神湖へは高速道路と一般道のワインディングを走るが、とにかく乗り心地がよく、スタッドレスにありがちな腰砕け感がない。
静粛性も高く、スタッドレスとわからないくらいパターンノイズが抑えられているのがわかる。しかもタイヤの摩耗を抑えるライフ性能も向上しているというから、ありがたい。乗り心地のよさと静粛性の高さ、そしてロングライフは、(お薦めはしないが)夏タイヤに履き替えずにスタッドレスを使う人たちに歓迎されそうだ。
そして価格。なんとAW-1はレヴォーグの225/45R18サイズで1万4790円(2022年10月末現在)と国産スタッドレスタイヤの半額以下とコストパフォーマンスの高さは、さすがオートウェイの専売品と納得。13インチから19インチまでサイズも幅広く、軽自動車から輸入SUVまで対応可能だ。ナンカンが日本のユーザーのために北海道の専用テストコースでテストしたAW-1はこの冬スタッドレスタイヤを選ぶなら、その候補に入れないのはもったいない!
オーダーはオートウェイ公式HPから!
オートウェイの公式ホームページからのオーダーはとっても簡単。車種、サイズ、ブランドから、自分にぴったりのタイヤが見つかる。オーダーすると、配送センターからご自宅近くのタイヤピット取付店にタイヤが送られてくるから、都合のいい時間に愛車を持ち込み、装着すればいい。アルミホイールとセットで購入すれば、しっかりとバランスがとられた状態で届くので安心。
●お問い合わせ(株)オートウェイ
https://www.autoway.jp/lp/aw1
TEL 0120-941-927
(受付時間9 :00~18:00)
コメント
コメントの使い方YouTubeにも動画あるけれど、結局、性能はお値段なり。
好意的な人もいるけれど、中韓に利益与えることに抵抗がある自分は絶対に買わない。
北海道道東でAW-1仕様歴あるものです。氷結路ではB社タイヤより確かに効きます。ただしベタ雪を走ると雪が目詰りしやすく、走行中ベタ雪からの圧雪やアイスバーンになった時詰まった雪が取れるまでタイヤが効かなくなります。トータルバランス的に見たら国内メーカーがオールラウンダーなのかなと思います。タイヤの減りは早いです。毎日仕事で乗りますが1シーズンで終わってしまいました。
型落ちアイスガードのほうが優秀やしIG50あたり狙うほうが長い目で見てもオススメ。
買った年に雪道に効くのは当たり前です。
2年目以降の性能が大事だと思います、冬タイヤは。
日本の独特の雪道を考慮し開発されている国内メーカーを個人的にはお勧めします。
こうゆう記事を書くって枕営業みたい
最新の国産スタッドレスと同時比較でもしてから記事にして・・くれますか!?
怪しげなヨイショ!?記事は・・・いかがなものか?言うことに成りますね・・・。
価格で国産スタッドレスとしっかり比較してます。ナンカンの売りは「安さ」。性能は国産に劣るものの、安さでは勝ってる
。もし安かろう悪かろうで、本当に性能がダメダメならとっくにオートウェイは廃れてます。でも売れてる。それはそれなりの性能を確保してるから。
なんでも国産ってだけで信用して買える時代はもう終わってます。