後退時に後方の視界をカバーしてくれるリアカメラは、一度使うと手放せない便利なアイテムだ。特に狭い駐車場へ入れる場合や、入り組んだ細道をバックするときにはとても頼りなる。しかし後付けする場合は、カメラ設置の場所や、電源などの配線を車内から取り出すための穴の確保など、意外とハードルが高い。
そんなときに頼りになるのが、データシステムのハイマウントリアカメラキットだ。ボディの穴あけ加工が不要なこの便利なアイテムをご紹介しよう!
文/高山正寛、写真/ベストカー編集部、データシステム
■まさに「コロンブスの卵」!! ウォッシャーノズルの取り付け穴を利用
今やクルマに求められる装備の中でも常識化しつつあるのが「カメラシステム」だ。特にリアカメラは必需品とも言えるもので、多くのクルマに標準、またはオプション設定されている。
ただ、中には中古車に装着されていないものや、標準装備化されていてもカメラ本体の取り付け位置により、実際の画像を見ると、ナンバープレートやバンパーなどが映り込んでいてせっかくのカメラ性能を生かし切れていないものもある。
そこでオススメなのがデータシステムの「ハイマウントリアカメラ」だ。この商品、何とウォッシャーノズルの取り付け穴を利用し、車種専用に開発されたカバーにリアカメラとウォッシャーをそのまま組み込むというユニークな商品なのだ。
スズキジムニー/ジムニーシエラ用のウォッシャーノズルはリアドアのハイマウントストップランプ脇にあるので、ここに専用キットを使って取り付けられる。
取り付け位置が決まっており、さらにリアドア上部に設置することでこれまでの純正リアカメラに比べて高い位置から映し出すことができる。
IP67に準拠し防水性に優れ、角度調整が可能なカメラ部は水平110度、垂直直角80度の画角を持つが、ここに装着することで非常に視界が良好であることがわかる。
車種専用デザインのカバーはウレタン樹脂製(艶消し黒)。人気のジムニー用のみ、より量産しやすいガラス強化ナイロン樹脂を採用している。またWeb専用販売のボディ同色カバーを選べば、よりマッチング度は向上するはずだ。
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