東京と大阪の中間地点に新たな拠点が誕生!! センコーが提供する中継輸送施設「TSUNAGU STATION浜松」とは?

東京と大阪の中間地点に新たな拠点が誕生!! センコーが提供する中継輸送施設「TSUNAGU STATION浜松」とは?

 センコーは、昨年8月1日に新東名高速道路・浜松SAスマートインターチェンジ近くに、センコーグループ初のトラック中継輸送専用の大型施設「TSUNAGU STATION浜松」をプレオープンさせたが、2025年2月1日よりその本格稼働を開始すると発表。本格稼働に先立ち、1月17日より会員登録・予約が行なえるWEBシステムをリリースした。

文/トラックマガジン「フルロード」編集部、写真/センコー

トレーラ交換&ドライバー乗り替わり場所の提供を開始

本格稼働を開始する「TSUNAGU STATION浜松」。センコーでは同様の中継輸送施設を今後全国に展開していく予定としている
本格稼働を開始する「TSUNAGU STATION浜松」。センコーでは同様の中継輸送施設を今後全国に展開していく予定としている

 センコーがこのほど本格稼働を開始する「TSUNAGU STATION浜松」は、東名・東京ICから約230km、名神・吹田ICから約250kmという関東〜関西間の中間に位置し、中継輸送の折り返し拠点として利便性が高い施設。

 WEBシステムにて会員登録し利用予約すれば、センコーグループ以外の企業や物流事業者でも広く利用できるのが特徴だ。

 昨年8月のプレオープンでは、トレーラ・トラック用の駐車スペースが開放され、中継輸送のトレーラ交換またはドライバーの乗り替わりのための場所提供が行なわれてきたが、2月1日からは、貨物の積み替えによる中継輸送にも対応(バラ積みは不可)。荷役作業の実施および貨物の一時預かりを開始する。

 また、施設に持ち込まれた貨物をセンコーが納品先へ配達するサービスも提供開始。同サービスは、静岡県・愛知県・三重県・岐阜県より提供開始し、今後、順次配達可能エリアを全国へ拡大していく予定だという。

 さらに、トイレや男女別シャワールームを完備したドライバー専用の休憩施設も開設。昨今の大型車駐車場の逼迫による休憩場所の不足問題への対策として活用できるようになる。

2025年2月1日から対応する貨物積み替えと配達サービス
2025年2月1日から対応する貨物積み替えと配達サービス
休憩施設の完成イメージ。休憩スペースや自動販売機、トイレ付シャワールーム(男女各2)、トイレ(男女各1)を完備
休憩施設の完成イメージ。休憩スペースや自動販売機、トイレ付シャワールーム(男女各2)、トイレ(男女各1)を完備

 参考までに、TSUNAGU STATION浜松の利用料は、会員費用が月額3000円/台、駐車場料金は1時間まで300円、2時間600円、4時間1200円。詳細は下記、WEBシステムのホームページで確認してほしい。

●WEBシステムリンク
https://www.tsunagu-station.senko.co.jp/

TSUNAGU STATION浜松の概要

【所在地】
浜松市浜名区都田町7816-1(SAスマートインターチェンジより約1km)
【開設時期】
2025年2月1日 ※WEB予約システムリリースは2025年1月17日
【設備・サービス】
1.トレーラ・トラック用駐車スペース(約50台分) ※2024年8月開設済み
2.トレーラ交換、ドライバー乗り替わり用駐車スペースの提供
3.荷捌き・貨物一時預かり用設備(倉庫棟1階部分 約700坪)
4.貨物の配達代行(静岡県・愛知県・三重県・岐阜県 ※順次拡大予定)
5.ドライバー専用休憩施設(休憩スペース、自動販売機、トイレ付シャワールーム、トイレ)
6.上記サービスを予約するWEBシステムの提供

【画像ギャラリー】センコーが提供する新たな中継輸送施設「TSUNAGU STATION浜松」(6枚)画像ギャラリー

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