フランスのルノー・トラックスは「サーキュラーエコノミー」を体現するスペシャルシリーズとして、再デザイン・再ブランドを行なった中古トラック「Tレッド」を発表した。
トラックや部品の再利用・再生産は、新車製造に係る環境負荷を低減するだけでなく、設計時から耐久性を確保する必要があり信頼性が高まるほか、販売時も新車より納期が短い。メーカーのデザインチームによる特別な仕上げや、ソフトウェアアップデートによる安全性向上など、ユーザーにもメリットがある提案だ。
ルノーの「循環型アプローチ」は、日本メーカーにも参考になるところがありそうだ。
文/トラックマガジン「フルロード」編集部
写真/Renault Trucks