なぜダブルキャブ車が普及!? 多彩なヨーロッパの「一台積み車両運搬車」事情に迫る!!【世界の特装車】

ヨーロッパで活躍する車載車たち

●ジジェ「ソロマティック5T」
 ジジェ社はフランス最大手の車載車/レッカー車メーカーで、その製品は欧州各国で幅広く用いられている。「ソロマティックT5」は、GVW10〜14トンクラスの荷台接地型スライド車載車で、荷台傾斜角は5〜7度である。

●フィオール「プラットランスPF20」
 フランスの車載車/レッカー装置メーカー、フィオール社のスライド車載車で、PF20はGVW3.5〜5.0トン車向けモデル。長さ4.8メートル×幅2.3メートルのアルミ製荷台は、耐荷重2.0トンを誇る。

●アルゲマ「ブリッツラーダー2」
 アルゲマ社はドイツの車載車&小型トレーラメーカー。ブリッツラーダー2はキャブより後ろのシャシーを同社製低床2軸トレーラ用ラダーフレームに置き換えて、車載荷台を架装したもの。荷台はフレーム関節機構により10度の傾斜角を得られ、オプションの格納式道板で乗込角を3.5度まで緩和できる。

●セイハン「CK5スライドフレーム」
 セイハンはトルコの特装車メーカーで、もともと内需向けだったが、近年はCE基準を満たしたスライド車載車を欧州へ輸出している。

●プラグメタク「イヴェコ66レッカー」
 プラグメタクは、ウクライナ西部ルーツクの車載車&小型トレーラメーカー。同国では西欧製スライド車載車も使われているが、国産は固定荷台型のみである。

【画像ギャラリー】大型〜小型まで幅広く存在!! 欧州で活躍するスライド車載車をチェック!!(12枚)画像ギャラリー

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