トヨタ 2000GTのデザインを手がけたのはコロナやカリーナのデザイナーでもある野崎 喩(さとる)氏。なめらかな曲面に包まれた美しいスタイルをはじめとする優れたパッケージは、今なお名車として名車として高く評価されている
トヨタ 2000GTのインテリアは木目をふんだんに使用したメーターパネル、3本スポークのウッドステアリング、リクライニング機能付きのバケットシートなど、最高級スポーツカーと呼ぶに相応しい豪華な装い
クラウンに搭載されていたM型エンジンをベースにチューニングされたトヨタ 2000GTの直列6気筒DOHC 2.0リッターエンジン。ソレックス型の3連キャブレターともあいまって150psの最高出力を発生
世界で唯一、マツダが量産化に成功したロータリーエンジンの軽量小型の特徴を活かしたサバンナRX-7。低重心化によって運動性を高めたスポーツカーとして十分に考え抜かれた設計が行われた
車体表面の突起を減らし、かつブリスターフェンダーが与えられた張りのあるスタイルが採用され、初代の小型・軽量からイメージを一新する重厚さを持ち合わせていた2代目RX-7
1986年8月に300台限定で発売された特別仕様車の∞(アンフィニ)。RX-7としては初めての2シーター仕様でBBS社製の鍛造アルミホイール、専用ダンパー、アルミ製ボンネットフードなどを装備
1991年に発売された3代目RX-7。写真は2シーター5速マニュアル仕様のタイプA、4シーター5速マニュアル仕様のタイプB、4シーター4速オートマチック仕様のタイプCの3仕様が用意されたRX-7最後の限定車“スピリットR”
常に安定したフィーリングを提供するエンジン回転数感応型パワーステアリングや上下に36mm調整可能なチルトステアリングなど、快適なイージードライブを実現するためにさまざまな新機構が採用されたカローラIIのインテリア
2代目カローラIIの斬新なスタイルを実現したリトラクタブルヘッドライト。ここだけ見るとスポーツカーと見まがうばかり!?
前代モデルの流麗なロングノーズ&ショートデッキスタイルは継承しつつ、3代目ではラジエターの前傾配置による低いフード、鋭く傾斜したフロントウィンドウ、フロントオーバーハングの短縮などで見た目にも高性能車であることを誇示(フェアレディZ)
3代目フェアレディZでは、ウェッジシェイプの強調とダックテールの採用も個性をいっそう際立たせている
伝統的なスポーツカーのイメージを継承するべく、機能的なレイアウトにも配慮された視認性が高い7連式アナログメーターを採用。メータークラスターの左右にスイッチ類を配置することで操作性の向上も図られている(フェアレディZ)
3代目フェアレディZはそれまでの直列6気筒エンジンに代わって、ターボチャージャー付きのV6エンジン“VG30ET”(3.0リッター)と“VG20ET”(2.0リッター)の2種類が搭載された