セールス好調の新型レヴォーグ。ステーションワゴンの先駆者とも言えるスバルの底力を感じさせる上級ステーションワゴンだ
サブトランクを開けると、最大1105mmまでの高さのある荷物がそのまま積める。トールワゴン並みの使い勝手の良さ!
ホイールエプロン幅は先代より200mmほど拡大された。自転車などの大モノもラクラク積載することができる
前後席間距離も250mm拡大。身長の高い人にも快適な環境を提供してくれる
レヴォーグの最上級グレードとなるのがSTI Sport。路面や車両の状況に合わせて、ダンパーの減衰力を可変制御する電子制御ダンパーシステムや、クルマのキャラクターを変更できるドライブモードセレクトなど、走りに特化した機能が設定されている。走りにスポーティさを求めるなら断然こっち
ステーションワゴンのパイオニアはなんといっても初代レガシィツーリングワゴン。1980年代、業績不振に陥っていたスバル(富士重工)をV字回復させた救世主だ。速い、広いと正真正銘の二刀流だった
レガシィ以前、1984年にレオーネツーリングワゴンが発売されていた。ワゴンは業務用というイメージを払拭した一台。これがレガシィの源流と言っても過言ではないだろう
これだけの実力で価格レンジは、税込みで241万560円~277万2000円というのも大きな魅力。二刀流を超えたコスパ抜群の一台だ
レバーを引くだけの簡単な操作で後席を前に折り畳むと、最長184cmのフラットな荷室空間を設けることができる
後席を倒さなくてもラゲッジシートは広々。最大で9.5型のゴルフバッグが4個積載できるくらいの容量だ
2021年10月の受注状況はカローラ全体で約2万2000台、そのなかでもカローラ ツーリングが1万3700台。カローラ5400台、カローラ スポーツ3000台と、群を抜いての人気となっている
荷物のタイプに合わせて多彩なシートアレンジが可能
カローラシリーズのグローバル累計販売5000万台を記念して11月15日に発売スタートとなったカローラ ツーリング特別仕様車 HYBRID W×B“50 Million Edition”。WD(FF)が288万4500円、E-Fourが308万2500円
プリウスαはカローラツーリングの発表後、数カ月は生産が続けられていたが、2021年3月に姿を消した
カローラツーリングワゴンの後継車として2000年に登場したカローラフィールダー。5ナンバーサイズのワゴンは貴重な存在
STI Sport専用ボディカラーの設定も。写真は、セラミックホワイト。他にWRブルー・パールが用意されている
もうひとつの専用ボディカラー、WRブルー・パール
レッドステッチを使用した内装も洗練されたイメージ。ちなみに、アイサイトセイフティプラス(運転支援/視界拡張)はメーカー装着オプション、ナビゲーションシステムはディーラー装着オプションとなっている
開口部の幅を広いことも大きなプラスポイント。大きな荷物の積み降ろしがラクに行える
2.0リッターDOHC直噴+モーター(e-BOXER)を搭載したインプレッサSPORT「Advance」、「2.0e-L EyeSight」も捨てがたいが……。写真はAdvance
2019年7月、日本国内市場向けの車名が「アテンザ」から「MAZDA6」へと変更になった。フルモデルチェンジが伴わない名称変更はレアケースだ
284万400円~423万9000円という少し高めの価格設定だが、上質感は他を圧倒! 高級ステーションワゴンの名にふさわしい内装となっている
大容量を誇るトランクルーム。後部座席を倒すとフルフラットとなり、快適な車中泊が過ごすことができるほど
輸入車のなかでも圧倒的な人気を誇るBMW 3シリーズ ツーリング。BMW 318i Touring。2020年9月にはエントリーモデルのBMW 318iツーリングも追加。523万円(税込み)と、比較的手頃な価格設定に
Eクラス、Cクラスともに安定した人気を誇るのがメルセデスベンツ。ドイツブランドにおいてはステーションワゴンは長きに渡り主力商品のひとつとなっているのだ
ベースグレードなら310万1000円という手頃な価格のフォルクスワーゲン・ゴルフ ヴァリアント。国産ステーションワゴンを脅かす存在だ