若き日のキャロル・シェルビー(右)。日本では2020年に公開された映画「フォードvsフェラーリ」でマット・デイモンがシェルビーを演じていた。似てる?
1959年ル・マン24時間レースでのアストンマーチンチーム。右端のドライバーがシェルビーで、その隣のロイ・サルバドーリとのコンビで優勝を飾った
ACコブラMkⅠ。初代モデルはフォード チャレンジャー4.3リッターV8エンジンを搭載。軽量で高剛性な車体と相まって高いパフォーマンスを発揮した
コブラをベースにしたレース専用マシンも開発された。写真は空力的に不利なオープンボディをクローズドタイプにあらためたコブラ・デイトナクーペ
アメリカのスーパーフォーマンス社が製造したコブラMkⅢのリプロダクションモデル。同社では他タイプのコブラやGT40などの製造も行っている
コブラのベース車となったACエース。このモデルにはBMW系の2リッター直6エンジンが搭載されていたが、その供給が絶たれたことが一因でコブラが誕生した
シェルビーの名を冠して1965年に登場したGT350(写真は1966年型)。レースを想定した徹底的な軽量化とエンジンのパワーアップで高性能を獲得している
シェルビー GT350に搭載されたコブラ4728cc V8 OHVエンジン。310psを発生するハイパワーユニットであり、当時のアメリカを象徴するエンジンだった
2015年にフォードからリリースされたシェルビー GT350アニバーサリーモデル。フロントフェンダー下に入れられたSHELBYの文字もアクセントになっている
ル・マン出場のためのホモロゲーション取得用に製造されたGT40のロードバージョン。ただしロードモデルの製造はシェルビーではなくFAVが担当している
GT40もコブラ同様にスーパーフォーマンス社によりリプロダクションされている。エンジンはもちろん、EVバージョンの製造も計画されるなど、その発展は続く