道交法に従えば、信号機のない横断歩道付近に歩行者が止まっていた場合には、たとえ渡るのか、渡らないのかが不明であっても、いったん止まって待つしかないことになる。勝手に「渡らないだろう」なんて判断をして通り過ぎれば取り締まりの対象となる
横断歩道付近に誰もいない場合は一時停止をする必要はないものの、いつでも停止できるように徐行する必要がある。スピードを緩めずに走ることも違反なのだ
車載モニターの下段に停止線が映るくらいの位置に停止すると安心
歩行者が目の前を通り過ぎたからといって即発進すると、威嚇されたと思われたり、万が一歩行者がUターンした場合には接触することに……
一人の歩行者が「お先にどうぞ!」というジェスチャーをしたとしても、物陰から突然、別の人が飛び出してくる!! なんてことがあったら一大事。やはり、「お先にどうぞ!」にはのっからず、何が何でも歩行者に渡っていただくのがベストかもしれない
子どもの飛び出しが多発するスクールゾーン付近の横断歩道は特に注意したい。たとえパッと見で周辺に歩行者がいなくても超徐行をするのが無難だ
これは歩行者が車道を横断することを禁止する標識。違反すれば歩行者も取り締まりの対象となる。しかし、横断禁止の場所で歩行者と事故を起こした場合でも、ドライバーの過失責任は問われてしまう
そもそも、横断歩道周辺を走っているすべてのクルマが道交法を守って走っていれば、地域のボランティアや学童の保護者による横断歩道の誘導なんてものもいらないはずなのだが……