パワーサーフェス(力面形)をテーマに、スポーツ選手の鍛え抜かれた筋肉をイメージした面構成の造形とすることでスポーツマインドを刺激するフォルムが採用された2代目MR2
2代目のエンジンは従来の1.5~1.6リッターから2.0リッターツインカムターボと自然吸気の2本立てに変更。特にツインカムターボの3S-GTE型はツインエントリーセラミックターボの採用、排気干渉の抑制、排気圧損低減などにより225psの最高出力を実現(MR2)
MR2の3代目に相当するMR-S。海外ではMR2の車名で販売が継続されていた
ミドシップレイアウトとショートオーバーハングによりヨー慣性モーメントを小さくしつつロングホイールベースを採用することで、操舵応答性と収束性の両立を図るとともに操縦性・走行安定性も獲得したMR-S
初代NSXが搭載した新開発の3.0リッターV6 24バルブDOHCエンジンは吸排気特性に優れたビッグボア&ショートストロークを特徴とし、高出力化のキーとなる高圧縮比10.2をセンタープラグのペントルーフ形燃焼室で可能としたスポーツ型エンジンだ
高い運動性能を成立させるために重要な車体の軽量化を、オールアルミモノコックボディの採用で実現した初代NSX。さらにアルミの押し出し材を使用することなどで剛性面でもスチール製を上回るものとした
卓越した運動性能を持ちながら誰もが快適に操れる“人間中心のスーパースポーツ”という初代モデルのコンセプトを継承した2代目NSX。時代に合わせて進化したホンダ独自の先進的な電動化技術との融合で新時代のスーパースポーツを提案した
全世界で350台(日本では30台)が発売されたNSXの最終モデル“TypeS”。2代目NSXのダイナミクス性能をさらに引き上げることでフラッグシップスーパースポーツとしての高いパフォーマンスが追求されている
フロント45:リア55という最適な前後重量配分を実現し、慣性モーメントの最小化とトラクション性能の向上が図られたS660。ロールセンター高と重心高を最適化することで安定感の高い走りも実現
S660はオープンボディではあるものの高剛性、高強度化、軽量化を同時に実現するため、ボディ骨格は直線となめらかな曲線で構成。これによって、優れた衝突安全性能を手に入れている
本格的なスポーツカーらしい高い質感はもとより、走るための空間として直感操作を実現する操作性が徹底的に追求されたS660のインテリア
2018年7月に発売されたS660 Modulo Xは、専用のカスタマイズパーツを量産過程で装着して販売するコンプリートカー。数々の専用装備によって、意のままに操れる操縦性と上質かつしなやかな乗り味が追求されている
リアミドシップレイアウトを活かした特徴的なワンモーションフォルムを基調に、ボディの四隅に配置した大径タイヤで力強さと安定感を表現したアイ。斬新で知的ながらも親しみやすいスタイリングを目指した
広いフロントウィンドウシールドやロングホイールベース化による余裕の室内空間がもたらした、明るく開放的なアイのインテリア。滑らかな面を多用して、心地良い“守られ感”も演出されている
軽量小型化を追求した新開発アルミ製シリンダーブロックの3気筒MIVECターボエンジンは、平成17年排出ガス基準50%低減レベルと平成22年度燃費基準を達成(アイ)
2012年7月の一部改良ではドアミラーを大型化して視認性を向上したアイ。その後、2014年3月まで販売が続けられた