2024年1月12日(金)~14日(土)、幕張メッセで開催されている東京オートサロン2024。日本自動車界最大のカスタムカーイベントに、今年も「頭文字D/MFゴースト」が出展。大ヒット連載中で先ごろアニメの1stシーズンが放映終了し、2ndシーズンを2024年内公開に控える『MFゴースト』(しげの秀一著)の世界観をそのまま反映した「GR86 MFGコンセプトEVO」が登場した。この車両のカスタムをプロデュースしたレーシングドライバー織戸学氏が、インタビューに答えてくれたぞ!!
文、写真/ベストカーWeb編集部、原作/しげの秀一・講談社
■「自分が、このクルマのどこが好きかで【次】を考える」
「もともとGR86はとても素性のいいクルマ。そのまま乗っても楽しいけれど、もうちょっといろんなところを高めたい、という人に向けてカスタムしてゆく楽しさもある。いわば100点を120点にするような仕事」
今回の「MFGコンセプトEVO」カスタムにあたって、その狙いを一言でいうと、という質問への回答が上記。『MFゴースト』の作品に登場するスペック規格「MFG」に沿って、市販モデルをチューンナップしてゆくとどうなるか…という設定で、このコンセプトカーは出来ている。
【参考記事】今年でラスト!! MFゴーストの世界観を再現した6年間の集大成「GR86 MFGコンセプトEVO」 東京オートサロン2024に降臨!!
「全体の、走る、曲がる、止まる、そのうえで見てカッコいい、音を聴いて気持ちいい、乗っていて快適、というバランスを大切にしています。いきなりこれを全部やる、というのは難しいところもあるでしょうから、まず何から始めればいいか、と悩む方は、自分が何を重視するか、というところを考えてみればいいのではないでしょうか」
まずは基本中の基本であるタイヤ、足回り(サスペンションとショック、ブレーキ)、それから見た目を重視したいならリアウイングだし、乗り心地をよくしたいならシート、もっと走りを極めたいというのであればクラッチやLSDに手を入れてゆく…ということだ。
今回の「GR86 MFGコンセプトEVO」、織戸さんは実際に箱根ターンパイクで走らせてチェックしており、「狙いどおり」と太鼓判。特にコーナリングスピードと安定感が昨年仕様よりも増しているという。
6年間続いたこのMFGプロジェクト(織戸さんがジョインしてから3年目)は、今回の「EVO」製作でひと段落となる。今回出展された「GR86 MFGコンセプトEVO」は今後さまざまなイベントに出品される予定もあるので、「見てみたい!」という方は、東京オートサロン会場「頭文字D/MFゴースト」ブースを訪れるか、公式サイトで動向を追うべし。
『MFゴースト』といえば、アニメ1stシーズンが先ごろ地上波放送第一弾を終え(配信サイト等では絶賛配信中)、2ndシーズンの放映決定がアナウンスされたところ。織戸さんはアニメ、御覧になりました…か…?
「見たよー、見た見た。すごく面白かった。カナタの声優さんすごいですね。うちのショップに、長くイギリスにいて帰って来た人がいるんだけど、日本語の話し方がそっくりなの。走行シーンも迫力があって、全部見てしまいました」
好きなキャラクターは「ミハイル・ベッケンバウアー」とのこと。「揺るぎなさそうだから」だそうです。たしかに。アニメ『MFゴースト』2ndシーズンは2024年内の放映決定。もちろんマンガ版『MFゴースト』は週刊ヤングマガジンで絶賛連載中だし、2024年2月6日には最新19巻が発売されます。
乞うご期待。オーバー!!
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