【画像ギャラリー】RAV4、ヴォクシー、レクサスLSのサンルーフと生産工場詳細

ヴォクシー、RAV4、レクサスLSのサンルーフはどう違う?

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トヨタの人気ミニバン、ヴォクシーにもムーンルーフが設定されている
トヨタの人気ミニバン、ヴォクシーにもムーンルーフが設定されている
ヴォクシーのツインムーンルーフ(フロントチルト&リア電動スライド)
ヴォクシーのツインムーンルーフ(フロントチルト&リア電動スライド)
RAV4のムーンルーフの完成度が高い
RAV4のムーンルーフの完成度が高い
RAV4のパノラマムーンルーフはチルト&電動スライドする
RAV4のパノラマムーンルーフはチルト&電動スライドする
レクサスのフラッグシップLS
レクサスのフラッグシップLS
レクサスLSのパノラマムーンルーフ。カムリと同じタイプで、チルト機能のほか、 ガラスがスライドして全開・ 開放するタイプ。カムリと同じ仕様だがブラック仕様のスペシャルな感じがする
レクサスLSのパノラマムーンルーフ。カムリと同じタイプで、チルト機能のほか、 ガラスがスライドして全開・ 開放するタイプ。カムリと同じ仕様だがブラック仕様のスペシャルな感じがする
実は上記のコンバーチブルタイプもサンルーフのバリエーションのひとつ。過去に発売されていたレクサスIS 250/350Cといった車両はメタルトップと呼ばれ、サンルーフの派生モデルとして手がけていた
実は上記のコンバーチブルタイプもサンルーフのバリエーションのひとつ。過去に発売されていたレクサスIS 250/350Cといった車両はメタルトップと呼ばれ、サンルーフの派生モデルとして手がけていた

■接着剤の面積や塗布箇所の確認作業台

ここは塗布された接着剤の面積や塗布箇所が正確に塗られているか、確認する作業台で、隣には重量を測定する測りもある。コンマひと桁まで重さが厳密に定められている <br>
ここは塗布された接着剤の面積や塗布箇所が正確に塗られているか、確認する作業台で、隣には重量を測定する測りもある。コンマひと桁まで重さが厳密に定められている

■手袋が汚れているだけでも原因をしっかり調査

接着剤を塗布する前に部材を脱脂するのだが、その作業に使う手袋を2時間に1回変えている。手袋のケバの混入を防ぐためと、手袋の汚れ方で製品の品質精度を見ている。そして、汚れ方が通常より多い場合は原因を探ると同時に、作業者の動きに無駄がないのかまでチェックしている  <br>
接着剤を塗布する前に部材を脱脂するのだが、その作業に使う手袋を2時間に1回変えている。手袋のケバの混入を防ぐためと、手袋の汚れ方で製品の品質精度を見ている。そして、汚れ方が通常より多い場合は原因を探ると同時に、作業者の動きに無駄がないのかまでチェックしている

■乾燥時の反りを防止するための治具をそなえた運搬台車

サンルーフを生産ライン上に送るための一時置き場兼積み上げラックは運搬のための台車も兼ねているのだが、乾燥したときの反りを防止するための治具も備えている。製品の要所を点で支える構造になっており、高温で乾燥させるためバランス良く保持した状態でないと製品が反ってしまうのだ。また、設計段階から保持する位置を決め、治具で押さえやすいよう平面形状に設計している
サンルーフを生産ライン上に送るための一時置き場兼積み上げラックは運搬のための台車も兼ねているのだが、乾燥したときの反りを防止するための治具も備えている。製品の要所を点で支える構造になっており、高温で乾燥させるためバランス良く保持した状態でないと製品が反ってしまうのだ。また、設計段階から保持する位置を決め、治具で押さえやすいよう平面形状に設計している

■レクサス向けにはさらに厳密な検査がある

レクサス向けは特別な検査室があり、音の周波数まで数値化して製品の品質精度を一段と高めている。検査室も無音の環境で、普段音に囲まれた生活にいると不安になるかも? というぐらいの静寂に包まれている。ちなみに係の人は自動車メーカーへ出向いて、音に対する知識の習得など研修を随時行なっているという
レクサス向けは特別な検査室があり、音の周波数まで数値化して製品の品質精度を一段と高めている。検査室も無音の環境で、普段音に囲まれた生活にいると不安になるかも? というぐらいの静寂に包まれている。ちなみに係の人は自動車メーカーへ出向いて、音に対する知識の習得など研修を随時行なっているという

出荷する製品は全点数を検査している

ちなみにここでは検査方法も万全を期している。その方法も生産品から一部だけ抜き出してそれを検査するというやり方ではなく全部の商品を検査し出荷している! ラインの最後にはセンサーを用いて最終チェックを行ない、その後に作業者による目視のチェックが入る。作業者もライトを用いてチェックするが、ほぼ確認だけの作業だ <br>
ちなみにここでは検査方法も万全を期している。その方法も生産品から一部だけ抜き出してそれを検査するというやり方ではなく全部の商品を検査し出荷している! ラインの最後にはセンサーを用いて最終チェックを行ない、その後に作業者による目視のチェックが入る。作業者もライトを用いてチェックするが、ほぼ確認だけの作業だ

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