ついに新型RAV4が正式に発表された。ベストカーが事前にお伝えしたとおり3つの大型ラインナップで構成されており、標準モデルの「コア」をはじめ、「アドベンチャー」と「GRスポーツ」の3本仕立てでラインナップされる。グローバルでもかなり大切なポジションを任されるRAV4だけあって、その力の入れ方は半端ない!!
文:ベストカーWeb編集部/写真:TOYOTA
超上質な「コア」がラインナップの中枢を担う
新型RAV4がいよいよお披露目となった。そのデザインはベストカーがスクープしてきたとおり、クラウンエステートのようなグリルを纏うものだった。
ただしそのモデルは「コア」と呼ばれる標準グレードになる。標準というとなんだかベースグレードという雰囲気があるが、実際はコアという名称どおり「基軸」となるグレードだ。
デザインは非常に洗練されていてRAV4という車格からワンランクアップしたかのような上質感を覚える。これこそ新型RAV4の狙いどころなのだろう。
また今回のRAV4では車載OS「アリーン」を世界で初めて実装し発売する。ついうっかり「車載OS」と呼んでしまったのだが、実は「ミドルウェア」としての働きもしている。
このアリーンは例えばユーザーが触る車両管理アプリと、それを動かすハードウェアの間に入るプラットフォームとなる。ざっくり言えば運転中の挙動などのデータを集約し、運転支援などのソフトウェアのアップデートに役立てるものだ。
RAV4は売れ筋グローバルモデルとしての立ち位置が非常に重要な車種であり、アリーンの採用などトヨタが大きな投資を行うには納得のモデルである。
アドベンチャーは若者人気が大きそう
そして2番目の顔となるのがアドベンチャー。コアの上質なデザインと打って変わって、左右のバンパー開口部を閉じ、グリルも直線基調の非常にタフなイメージとなっている。
またルーフレールもしっかりした印象で、ホイールも太めの6本スポークになるなどかなり重厚な仕上がりとなっているのが嬉しい。
このあたりは現行型のRAV4でも大きく指示された部分であり、新型RAV4でもその伝統が継承されているのは嬉しいところ。
GRスポーツは「見かけ」だけじゃないガチ仕様
そして注目株がGRスポーツ。フロントグリルはGRシリーズの顔になっているが、今回はトレッドを20mm拡大するなどその力の入れようはかなりのもの。
大型の前後スポイラー、そして軽量ホイールなどを装備していることでエクステリアも非常にアグレッシブでかっこいいぞ。
運転好きはもちろん、安全に確実にあらゆる道を走るユーザーにもおすすめしたいモデルだ。さまざまな選択肢を与えてくれる新型RAV4だが、今回はハイブリッドとPHEV(EV走行距離が最大150kmに拡大!!)のみの展開となる。
もちろんガソリン仕様がないことがネガになる部分もあると思うが、それでもRAV4は多くの層に受け入れられるだろう。
あなたはどのRAV4にする? ベストカーWebでは続報をお届けするぞ!!!












































































コメント
コメントの使い方クルマの写真って一番見栄えする角度から撮るから、実際に公道で走る姿とは全く違ったモノにナリガチ。この弍号機顔って格好良いと思われてるのですかね?(笑)
さすが世界戦略モデルだけあって、3タイプとも非常に凝ってる。
スバル味が感じられるアドベンチャーが好みです。GRは価格差によっては凄く売れそう。
今回はホンマにシンガタやんけ