新型エルグランドが話題だが、ついに別バージョンであるオーテックが公開された。通常モデルのエルグランドはグリルレスのデザインだが、なんとオーテックには堂々たるグリル風なデザインがされているぞ。しかも「VIP」や「オーテックライン」も設定される。
文:ベストカーWeb編集部/写真:平野陽
いやらしくない威圧感こそ「オーテック」の現在地
オーテックといえば桜井眞一郎氏が初代社長に就任した企業であり、まさに日産の魂が根付いているブランドでもある。2022年に日産モータースポーツ&カスタマイズ株式会社に社名変更し、ニスモと共存する関係となった。
そんなオーテックの真骨頂は「エルグランド」のカスタマイズモデルたちだ。1997年の初代エルグランドから「ロイヤルライン」や「ライダー」など、当時からすればかなり派手で若者ウケ抜群なモデルたちを生み出してきた。
3代目では発売当初はお馴染みのメッキ加飾のギラギラした「ライダー」を経て、2020年には湘南ブルーをまとったよりオトナ志向のモデル「エルグランド オーテック」に進化した。新型となる4代目も「オーテック」を継続して上質ながらもスポーティなオーテックの新風をもたらせた。
外観ではフロントにグリル形状の装飾を追加。基準車がグリルレスの雰囲気なのに対し、その存在感は二段階ほど上がるものとなった。しかもこのグリルの加飾は派手派手な色味ではなく、少し落ち着いたトーンになっている。
フロント、サイド、リアのアンダー部にもフィニッシャーが追加されているが、ここはグロスでキラキラするものではなく、艶を抑えたオトナらしいシルバー加飾となっている。ホイールも専用設計のモデルで、個人的にはすでに公開されている標準車のものよりもオーソドックスながらカッコいいように思う。
【画像ギャラリー】歴代オーテックモデルも一気見!! 新型エルグランドめっちゃかっこいいぞ(25枚)画像ギャラリー内装はナッパレザーでホンモノのクオリティ
内装も抜かりないのが今回のエルグランドオーテック。ブラックを基調としたシートにプレミアムナッパレザーを採用し、その質感はかなりのもの。また座面のキルティングなども専用デザインとなり、明らかに上質さが増しているのも必見だ。
さらにはドアトリムまで専用のデザインが取り入れられており、全体としてその上質感を損なわない演出は待ちに待った仕上げだ。これまでのオーテックモデルでは、一部分のステッチなどにだけ高級感があるものの、他の大部分が標準車と同じで一瞬にして「現実感」に引き戻されるシーンもよくあった。
しかし新型エルグランドのオーテックなら、乗車時から降車時までその世界観が維持されるのが嬉しいところ。全体的にド派手な印象はなく、ライバルであるアルファードやヴェルファイアのようなわかりやすい威圧感はない。
しかしながら、どことなくタダモノではない威風堂々としたスタイリングは、まさにエルグランドの質感にぴったりだろう。都会派でスンとしたクールな標準車と、少しミステリーに包まれた妖艶なオーテック。
新型エルグランドはもうまもなく受注スタートになりそうだ。
【画像ギャラリー】歴代オーテックモデルも一気見!! 新型エルグランドめっちゃかっこいいぞ(25枚)画像ギャラリー
































コメント
コメントの使い方