ついに姿を現した新型アルファード/ヴェルファイア。あまりのカッコよさに早速グレード選びを始めた人も多いはず。そこでここでは新型アルヴェルのパワーユニットを整理しつつ、お買い得なグレードについて考えてみよう。
文/ベストカーWeb編集部、写真/トヨタ、ベストカーWeb編集部
■スポーツミニバンへと変身したヴェルファイア
新型アルファード/ヴェルファイアのパワーユニットは全部で3つあり、すべて4気筒エンジン。その内訳は、先代にも存在した2.5Lハイブリッドと2.5L自然吸気ガソリン、そしてアルヴェルに初導入された2.4Lターボガソリンという3種類だ。
これを車種別でみると、アルファードは2.5Lハイブリッドと2.5L自然吸気ガソリン、対するヴェルファイアは、アルファードと同じ2.5Lハイブリッドと2.4Lターボガソリンを搭載する。
まず両車に積まれる2.5Lハイブリッドだが、先代と排気量こそ同じものの、A25A-FXS型へとアップデートを果たしている。すでにカムリやクラウンが積んでいるものだが、190ps/24.1kgmというエンジンパワーに加え、182ps/27.5kgmのフロントモーター、4WDのE-Fourでは54ps/12.3kgmのリアモーターまでが駆動をアシストし、力強い走りを実現する。
次にアルファードが積む2.5L自然吸気ガソリン。こちらは先代から継承した2AR-GE型で、182ps/24.0kgmというスペック。2t超のボディを引っ張るうえで大きなゆとりは望めないが、手頃なアルヴェルを望むユーザーにとっては貴重な選択肢となる。
最後がヴェルファイアが積む2.4Lターボエンジン。型式はT24A-FTSというタイプで、先代まであった3.5L・V6エンジンに代わるパワーユニットといえる。2021年に登場したレクサス2代目NXに初搭載され、クラウンクロスオーバーがRSで継承した。
スペックは279ps/43.8kgmという強力なもの。従来の3.5L・V6よりも低速トルクも分厚くなっており、アクセルペダルのショートストローク化ともあいまって、車重を感じさせない力強い加速が期待できるという。
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