「自分の部屋にタイヤが付いた」と言わんばかりに、シンプルで落ち着ける車中泊仕様「MYROOM(マイルーム)」を展開中の日産。7月に登場したキャラバンに続き、NV200バネットにもMYROOM仕様が登場した。メーカー自身が手がけただけあって、さすがの出来だぜ!
文:ベストカーWeb編集部/写真:日産自動車
【画像ギャラリー】NV200 MYROOMがどれだけマイルームか分かる画像をここからたっぷり!(47枚)画像ギャラリー■木目を多用したナチュラル感ある車内
「NV200 バネット MYROOM」は、「キャラバン MYROOM」に続くマイルームモデルとして、コンパクトなサイズで日常使いでの使い勝手も兼ね備えたモデル。お気に入りの部屋をそっくり自然の中に持ち込んだ感覚で、ゆったり車中泊ライフを楽しむことができる。
メーカー自身がアレンジしただけあって、室内の作りはさすがの「純正感」が漂う。インテリア全体にナチュラル系のファブリックと木目調パネルを使い、リラックスした空気を味わえる。
リビングエリアだが、最大の魅力は2列目座席の2in1シート。
このシートは乗車移動時こそホールド性や安全性を考慮した通常のシートだが、目的地に着いたら座面を引き起こし、背もたれを倒し込むことで座る方向を後ろ向きに反転できる。こちら側はクッション性のあるソファのような座り心地で、リアのハッチドアを開いて風景をまったりするには最適だ。
そのシートの目の前には、車幅いっぱいにテーブルが設置されている。前後にスライドさせられるので、お茶を飲むにも仕事をするにも自在の使い方ができる。さらに後方にはしっかりしたベッドボードがあり、2in1シートと合体することで、最大2人が寝れる完全フラットな空間が作れる。
【画像ギャラリー】NV200 MYROOMがどれだけマイルームか分かる画像をここからたっぷり!(47枚)画像ギャラリー■外部からの電源供給OK。ポタ電もオプション設定!
照明だが、天井には明るいスポット照明を用意したほか、サイド部分に雰囲気を高める間接照明も用意している。天井のスポット照明は明るさ調整も可能だ。
電源系もばっちり。外部から電源供給ができるコンセントを備えているほか、日産リーフで使われていたバッテリーをリサイクルしたポータブル電源もオプション設定、電源のない場所ではこいつを使って100Vの電気が取り出せる。
もちろん走りはNV200バネットの活気あるもの。2WDモデルは乗り心地を重視したコンフォートサスペンションを採用しており、ふらつき警報や踏み間違い衝突防止アシストといった運転支援装備も充実している。
NV200バネットMYROOMはDXバンがベースで2WDが464万3100円、4WDが496万7600円。納車された途端にバンライフが楽しめる、魅力的な1台だ。
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