■2019年の新車販売も軽自動車が席巻!
●3年ぶり前年割れも3年連続の500万台超え
2019年の登録車と軽自動車を合わせた国内総新車販売台数は519万5219台。前年比1.5%減と、3年ぶりの前年割れとなった。
2019年はカローラをはじめ、ニューモデルやマイナーチェンジ車の投入が相次いだことから3年連続で500万台超えをキープ。
一方で、消費増税に加え、自然災害も重なったことなどで10月以降は需要にブレーキがかかっている。また、トヨタはカローラやRAV4などの新型車が販売台数を伸ばして前年を上回ったが、そのほかの乗用車メーカーはいずれも前年割れ。
特にスバルは2018年の完成車検査不正問題で生産や新型車の投入計画に影響が出たことで、販売台数が2018年から12%近くも落ち込んでしまった。
2019年のモデル別新車販売台数どうか? 下の表が、登録車と軽自動車を合わせた国産全182車種の年間販売台数ランキング、そのベスト20。
そのなかでトップに立ったのは24万7770台が売れた軽自動車のN-BOX。N-BOXは2017年にフルモデルチェンジしてから3年連続での首位獲得となる。前年比105%と1年前より販売台数がアップしている。
続く2位はタント、3位はスペーシアと、昨年に引き続いて軽自動車のスーパーハイトワゴンが表彰台を独占。近年の軽自動車人気の根強さは相変わらずだ。
登録車でトップに立ったのは総合4位のプリウスで、これは2年ぶりの首位奪還。プリウスは2018年12月にマイナーチェンジしたこともあって、2019年は着実に売れゆきをアップさせた。
そのほか、2019年の販売ランキングで注目なのは2018年の74位から42位へと大きくランクアップしたジムニーだろう。
2018年にフルモデルチェンジした現行型は売れゆきを伸ばして前年比209.6%。納期も長くなっている。
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