D-MAXもミューXもカッコよくない!? いすゞ日本復活期待大な件

D-MAXもミューXもカッコよくない!? いすゞ日本復活期待大な件

 ここのところ、圧倒的な人気を誇っているクロスオーバーSUV。そしてその人気に引っ張られる形でピックアップトラックも人気となっており、トヨタ ハイラックス(現在は販売休止中)や三菱トライトンなど、総額500万円オーバーのモデルも予想以上の売れ行きを記録している。

 そんな今だからこそ、日本市場に復活してもらいたいのが、あのいすゞが海外向けにリリースしているモデルたちなのだ。

文:小鮒 康一/画像:ベストカーWeb編集部

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なんとEVモデルも存在するD-MAXとそれをベースとしたミューX

いすゞ D-MAX V-CROSS (タイ仕様)。エクステリアは、「剛」(STRONG&AGGRESSIVE)、「駆」(SPORTY)、「進」(FUTURISTIC & DIGITAL)を表現
いすゞ D-MAX V-CROSS (タイ仕様)。エクステリアは、「剛」(STRONG&AGGRESSIVE)、「駆」(SPORTY)、「進」(FUTURISTIC & DIGITAL)を表現

 日本では乗用車部門から撤退して久しいいすゞではあるが、タイを中心とした海外市場へはピックアップトラックのD-MAXと、そのプラットフォームをベースとしたSUVモデルのミューXをリリースしている。

 2019年に登場した現行型D-MAXは2023年1月に大幅改良を実施してエクステリアデザインを一新し、「剛」(STRONG&AGGRESSIVE)、「駆」(SPORTY)、「進」(FUTURISTIC & DIGITAL)を表現。

 インテリアもインパネ中央に9インチのインフォテイメントディスプレイを備え、新たにメーター内にも7インチのTFTディスプレイを搭載するなどピックアップトラックとは思えない仕上がりとなっている。

 エンジンは1.9Lと3.0Lのディーゼルターボエンジンのほか、2024年11月には新開発の2.2Lディーゼルターボエンジンも追加され、こちらは8速ATと組み合わされる。

 そしてさらに今年の4月にはEVモデルもリリースされ、欧州での発売を発表。これは3.5トンの最大けん引力を持ちながらも263kmの航続距離(WLTP)を誇るもので、駆動方式はもちろんフルタイム4WDとなっている。

 そのD-MAXをベースとして2020年に登場したSUVモデルのミューXは、7人分のシートを有する多人数乗車も可能となるもので、こちらは2024年6月に大幅改良を実施。

 こちらはD-MAXとは異なる高級感のあるデザインとなり、新たに追加された「RS」グレードにはブラック系の加飾をプラスすることで、スポーティで精悍なスタイルとなっており、いすゞのロゴがなければ輸入高級SUVと見まがうような迫力を兼ね備えている。

 この2車種の主要販売国であるタイは日本と同じ右ハンドル圏であるため、ハンドル位置の問題は最初からクリアしている。もちろんエミッション関係や法規関係など、越えなければならない壁は少なくないとは思うが、日本市場に投入されたら人気となることは間違いなしと言えるのではないだろうか。

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