台風21号が日本列島に上陸したことにより、全国各地で水害が発生しております。 本稿では、もし自動車が水に浸かってしまった場合はどうすべきかをお知らせしておきます。
文:ベストカーWeb編集部 写真:shutterstock.com
(※本稿のアイキャッチ画像は海外事例の画像です)
■目安は「ドアの下端」まで浸かったら自分では移動しない
台風や洪水などで自車が水に浸かった場合は、すみやかに販売店か最寄りの自動車工場に連絡して、その場で点検・整備をお願いしましょう。
一度水に浸かった車両は、むやみにエンジンをかけると破損が深刻化するケースがあり、また万が一の場合、感電、発火する可能性もあります。
停車位置が他の交通の妨げとなる場合は、消防署へ連絡してください。
現在の車両は防水性能が高く、感電や発火の可能性は下がっています。しかしそのいっぽうでバッテリーの大容量化やハイブリッドカーの普及により、万が一のことが起こった場合は被害の甚大化が懸念されております。自分で移動することは避けてください。
判断の目安は「ドアの下端」です。フロアには配線が走っておりますので、水位がそれを超えたのであれば、自力での移動は控えてください。
フロントの吸気口あたりまで浸かっている場合は、絶対にイグニッションをオンにしないようお願いいたします。
なお一般的な車両保険に加入している場合は、台風等による水害で車両が水没・故障した場合には、保障の対象となります。詳しくは各加入保険会社へお尋ねください。
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