■見どころと観覧ポイント
視閲式の雰囲気は、各都道府県警により色合いが異なる。独自の車種を色々集める県もあれば、訓練展示が行われる県もある。また、埼玉県警や千葉県警のように一般の人に向けた広報活動を兼ね、車両の展示やふれあいイベントが実施される場合もある。
警視庁の最大の特徴は、統一感だ。例えば自動車警ら隊は同じ車種を十数台並べるので、壮観である。また、交通機動隊の白バイも数十台集まるので、他県では見られない長大な行進となる。騎馬隊も、警視庁と京都府警にしかないため、珍しいといえよう。
機動捜査隊や警護課は、導入されたばかりの新型車を持ってくる傾向があるため、楽しみのひとつといえる。今年であれば、機動捜査隊に導入されたばかりのカムリが登場するのかが注目される。
また、特殊車両では、全国で1台しかない放射線防護車なども登場するので、滅多にお目にかかれない車両を見るチャンスだ。行進では、各部隊・車両の名称がアナウンスされるので、これも要チェックだろう。
観覧ポイントは特に定められておらず、式典の妨げにならない場所であれば問題ない。円周道路の歩道や、絵画館前広場の両端や後方などから見ている方が多い。絵画館前広場の前方は来賓席で、後方はやや混み合うので、早めに場所取りをしたほうが良いだろう。円周道路から見る場合には、くれぐれも車道に出ないよう注意されたい。
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