すでにホームページ上に2022年5月26日発表がアナウンスされ、予約も始まっている新型ホンダステップワゴン。
東京の青山にある本社ショールームに展示されるなど、正式発表前から注目は抜群だ。そんな新型ステップワゴンが、屋外でお披露目されるという情報をゲットし、名古屋へ向かった。
文、写真/萩原文博、取材協力/アウトドアデイジャパン
【画像ギャラリー】新型ステップワゴンの詳細画像を紹介(21枚)画像ギャラリー朝一から行列ができるほどの注目度。人気面ではスパーダがリード!
新型ステップワゴンが展示されたのは、2022年5月14〜15日に名古屋港ガーデン埠頭ひがし広場などで開催されたアウトドアデイジャパン名古屋の会場。
アウトドアデイジャパンは、キャンプやアウトドアに関連した様々なコンテンツを、見て・触れて、その魅力を存分に体感できる国内最大級の“体験型・体感型”アウトドアイベントとなっている。
2011年に開催された「アウトドアデイジャパン東京2011」を皮切りに、2021年まで東京で10回、福岡で6回、札幌で5回。そして名古屋で1回開催されている歴史のあるイベント。2021年までに累計129万912人が来場しているイベントだ。
コロナ禍となり、公共交通機関を避けて、クルマで出掛ける人が増えている。また車中泊やオートキャンプ、グランピングなど宿泊先もプライベートな空間を求める人が増えており、このアウトドアデイジャパンの注目は高まっている。
出展ブースには、最新のキャンプ用品やアウトドアギアをはじめ、アパレルファッション、モビリティとしてのクルマ・バイク・自転車などが展示されている。
クルマは、自動車メーカーではホンダをはじめ、スバル、ダイハツが出展。スバルは新型BEVのソルテラを展示し、先進安全システムのアイサイトを体験できる施設もあった。
また、ランドクルーザーやハイエースの中古車を中心に販売しているFLEXオートは、人気爆発で納車が長期に当たっているトヨタランドクルーザー300のカスタム車やリノカというオリジナルカスタマイズカーを展示していた。
注目のホンダブースには、2台のN-VANとステップワゴンエア、スパーダ合計4台を展示。いずれもホンダの純正アクセサリーメーカーであるホンダアクセスがカスタマイズを施したモデルだ。
黄色のN-VANはホンダアクセスの市販パーツを装着した車中泊仕様。そしてクリーム色のN-VANは2019年の東京オートサロンに出展されたカスタムカーだ。
新型ステップワゴンはステップワゴンエアがフィヨルドミスト・パール、ステップワゴンスパーダはトワイライトミストブラック・パールのイメージカラーの2台を展示。
ステップワゴンエア/スパーダともにホンダアクセスのパーツを装着。外観ではフォグランプガーニッシュやアルミホイール。エアにはサイドガーニッシュも装着され、アウトドアテイストを強調している。インテリアでは、リア席モニターをはじめ、インテリアパネルを装着している。
オープン直後に取材に行ったのだが、コロナ禍ということもあり一度の観覧は上限8人に絞っていたため、新型ステップワゴンには行列ができていた。それほど多くのユーザーが注目しているということ。
ホンダのミニバンといえば、オデッセイが生産終了となり、ステップワゴンへの期待値が高まっている。実際取材中でも、現オデッセイユーザーのご家族がステップワゴンをじっくりとチェックしていた。
これまでのステップワゴンユーザーだけでなく、オデッセイからの乗り換えの受け皿としてステップワゴンはより重要なポジションとなっていくはずだ。
会場にはエアとスパーダ2台のステップワゴンが出展されていたが、ユーザーの人気は圧倒的にスパーダだったので、撮影は邪魔にならないようにエアのみで行った。
押し出し感を抑えたスマートなフロントマスクや縦長のリアコンビネーションランプ。そして、ワンモーションフォルムを止めて、2BOXスタイルに戻すなど原点回帰を狙った新型ステップワゴン。
先行発売して、好調な受注を続けるトヨタノア/ヴォクシーの牙城をどこまで崩せるのか。非常に楽しみだ。
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