住友ゴムは、新しい大型ダンプ向けリブラグタイヤ(オンロード用の縦溝のリブタイヤとオフロード用のラグタイヤの特徴を併せ待つタイヤのこと)「SP541」を3月より発売開始する。従来製品と何が変わったのか!? その概要をお届けしていきます。
文/フルロード編集部、写真/住友ゴム工業
SP541の特徴は?
このほど住友ゴムが発売開始するリブラグタイヤ「SP541」は、舗装路をメインにさまざまな路面を走行するダンプ車向けに、耐偏摩耗性能・ライフ性能・ウエット持続性能を向上することで、使い切り感を重視したタイヤだ。
具体的には、センター部とショルダー部の接地形状バランスを整えることで、さまざまな走行条件下での接地圧が均等になり、耐偏摩耗性能が大幅に向上。
新開発の「クランクサイプ」を採用した独自のパターンと「S.A.微粒子カーボンⅣ」を使用することでブロック剛性を高め、従来品「SP521」比1.2倍以上のロングライフ性能を実現。
また、使い切る直前までサイプが残るように深溝化することで、そのエッジ成分によってウエット性能が長く持続できるリブラグタイヤとなっている。
発売されるサイズは全7サイズ(下表参照)で、価格はオープン価格。3月1日より順次発売していく。
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