■エンジンはM3ユニットではない可能性が高
搭載するBMW製エンジンは、新型スープラ同様に340ps/51.0kgmを発揮する新型Z4の3L 直6ターボがベースになる可能性が高い。
BMWの3L 直6ターボには、Z4 M40i搭載の382ps/51.0kgm仕様や、M3&M4クーペ搭載の422ps/56.1kgm仕様といったハイパワーバージョンもあるが、次期IS用の直6ターボはこれらよりもパワーを抑えた仕様になるというのだ。
次期型ISはスープラよりも100kg近く重い1580kgの車重が予想されるが、それでも50kgm級のトルクは強力。
しかも今後、トヨタのスポーツモデルにはスープラ同様に「GR」の手がレクサスにも入れられることが考えられ、そうなると走りは足回りも含めかなり期待できる。
また、レクサスのスポーツモデルというと先代型ではIS Fもラインナップされたが、この直6搭載モデルが次期IS Fとして復活する可能性がある。
ただ、現在「F」モデルに搭載されている447psの5L V8エンジンは、欧州ハイパフォーマンスセダンに比べて燃費性能などが大きく遅れているため今後は廃止される方向。
次期「F」モデルにはレクサスLSに搭載される3.5L V6ターボをベースにハイパワーチューンを施したパワーユニットが搭載されるという情報もあるのだ。
そのため3L直6搭載モデルは、ハイパフォーマンスモデルのIS Fと標準ISと中間に位置するモデルの可能性もアル。
BMWのMモデルと標準車の間にある「Mパフォーマンス」のようなスポーツモデルとして登場することも考えられるのだ。
いずれにせよ、この次期型ISの直6搭載モデルはスポーティなレクサスイメージを高める新世代スポーツモデルとなる。
気になるデビューは、次期型ISが2021年春で、直6搭載モデルはその1年後の2022年となりそうだ。
【次期IS予想スペック】
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