■利用できる施設と期間
その利用できる施設だが次のようになっている。第1期は3月17日(金)~4月16日(日)までで、利用できる施設は「九州鉄道記念館」と「旧安川邸」のみだ。
第2期の4月17日(月)~5月16日(火)の期間では、「関門海峡ミュージアム」と「小倉城庭園」の2施設が利用可能。第3期の5月17日(水)~6月30日(金)の期間では「小倉城」と「門司港レトロ展望室」が利用できる。
■行く場所次第か?
このように、利用できる施設が期間ごとに異なり、場所もまとまっていないので、使う人を選ぶかもしれない。特にどこに行きたいという目的地がない場合や、行きたい場所がぴたりと合っている人にはには、非常に安く移動して見学ができるので便利でお得だ。
しかしほかに目的地がある人にはデジタル版の24時間券を選択したほうが使い勝手がよさそうだ。
なお、本券や通年発売の1日券等では北九州市内相互発着であっても高速バスには乗車できないので、例えば小倉北区-八幡西区を移動するには朝夕にしか走っていない都市高速経由の快速を使うか、鹿児島本線沿いに国道3号を走る特快等に乗車するしかなく相当な時間がかかる。
それでもメルセデスベンツ・シターロGにフル乗車(砂津-黒崎間の特快の一部)するチャンスと考えれば、バスファンにはそれもいいのかもしれない。
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