2024年夏の商品改良で、トヨタGR86のRZには、デイタイムランニングライト〈DRL〉機能付のLEDクリアランスランプが装備された。昼間に光るライトは見た目の演出だけなのか、それとも安全面でも意味があるのか。GR86のフロントデザインと被視認性から、その効果を考えたい!
文:ベストカーWeb編集部/写真:トヨタ自動車、ベストカーWeb編集部
【画像ギャラリー】タイヤ空気圧警報システムも加わった2024年版GR86を見て!(35枚)画像ギャラリー昼間に光るライトは飾りではない。GR86の存在感を高めるDRL
GR86のデイタイム点灯についてはデビュー当時からニーズが高く、一部のオーナーはデイタイム化ハーネスなどを使ってそれを実現していた。
ところが2024年7月に商品改良が実施され、GR86のRZにこの機能が標準装備となった。その中身は「オートレベリング機能付+LEDクリアランスランプ(デイタイムランニングライト〈DRL〉機能付)+LEDターンランプ」。1灯の光源でロービームとハイビームを切り替えるBi-Beam LEDヘッドランプに、DRL機能付のLEDクリアランスランプを組み合わせた構成だ。ヘッドランプ下端を縁取るライトは精悍で、昼間の印象もいっそう引き締まる。
GR86は低いボンネット、ショートオーバーハング、ワイドスタンスを特徴とするFRスポーツだ。低く構えたフォルムは魅力だが、周囲の交通のなかでは見落とされにくさも大切になる。とくに曇天、夕方に近い時間帯、建物の影が多い市街地では、ボディカラーや背景によってクルマの輪郭が沈むこともある。そこで効くのがDRLだ。
もちろん、DRLがあれば事故を完全に防げるわけではない。ただ、昼間からフロントまわりを発光させることで、GR86の存在感を高める効果は期待できる。スポーツカーらしい精悍な顔つきを引き立てながら、周囲から認識されやすくする。そこがデイタイムランニングライトの大きな意味だ。
見た目だけで終わらない。RZらしさを作るライトまわりの価値
デイタイムランニングライトは安全寄りの装備でありながら、GR86ではデザイン面の満足度にも直結する。トヨタはGR86のデザインについて、「走ることを、楽しむ。 ただ、それだけ。」という世界観のもと、水平基調の骨格、ショートオーバーハング、低重心かつワイドスタンスを特徴としている。フロントまわりのライトは、その印象を決める重要なパーツだ。
RZのライトまわりは、単に高機能というだけではない。Bi-Beam LEDヘッドランプの光源周辺にはパラボラ状の透明部品を配し、先進的で精悍な表情を生み出していると説明されている。DRL機能付のLEDクリアランスランプは、この表情を昼間にも見せる役割を持つ。
GR86を選ぶ人にとって、走りはもちろん最重要項目だ。2.4Lエンジン、FRレイアウト、6速マニュアルや6速オートマチック(6 Super ECT)といった要素こそ、このクルマの核となる部分だ。
一方で、毎日眺めるフロントフェイスの満足度も無視できない。駐車場で見た時、街中ですれ違った時、写真に収めた時に「やっぱりGR86はかっこいい」と感じられることも、所有する楽しさの一部だ。そういった意味でもデイタイムランニングライトは、GR86の重要アイテムといえるだろう。
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