■ボンネットで目玉焼きは実現するのか?
炎天下に駐車したクルマのボンネットは驚くほど熱くなる。映画のワンシーンで「ボンネットで目玉焼きができそうだ」なんてセリフを聞いたことがある人も多いのでは?
というわけで、実際にやってみました! 黒いボディのボンネット上に生卵を割ってのせてみる。ジュワーーーとか音はしないがちょっと固まってきているような。
そこから2時間。目玉焼きのようなコンガリ焼いた感じではないものの、じっくりと温められて白身は白色へと変わり、黄身も表面はほぼ固まった。見た目は目玉焼きの完成だ。
車内でも2つの卵料理に挑戦! ひとつは生卵をそのままダッシュボードに置いて2時間。表面温度は70℃と素手では触れないほど熱くなった卵を割ってみると、ゆで卵が出現! ゆでてないけど見た目はゆで卵だ。
もうひとつは生卵をビーカーの水の中に入れてダッシュボードの上で2時間。水は62℃まで温められた。で、卵を割ると、こちらは温泉卵!
夏場の車内は卵料理ができちゃうほど高温になる! もちろん衛生上の観点からして食べるべきでないのは言うまでもなく。
■アツアツの車内を効率よく冷やす方法
夏は70℃近くまで高温になる車内。効率よく温度を下げるにはどうすればいいのか? 簡単にできる定番の3つの方法を2分間行ってみた。
車内温度はすべて54℃に統一して実験してみた。
ひとつ目は、運転席側のドアを開けて、助手席側のドアを開けたり閉めたりを繰り返す方法。結果は2分間で54℃あった車内温度が45℃まで下がった。
でもこの方法は2分もやると、かなり汗が出るのが欠点。むしろ炎天下でやることじゃない気がしてならない。
次の方法は窓をすべて全開にしてエアコンはつけずに2分放置。何もせずに待っているだけで、48℃まで低下した。労力を考えると悪くない結果だ。
最後は乗り込んですぐにエアコン全開。窓は開けずに行ったところ2分で46℃に。これはエアコンの能力差にもよるが、エアコンパワーはやはり効果大。
楽して冷やすのであればエアコン全開+窓全開(短時間)が一番効率がよさそうだ。
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