■初詣へ行く前に渋滞情報をチェックしておくべき理由
年末年始の高速道路の渋滞は、GWやお盆に比べると軽めの予測が発表されている。年末年始は真冬なので、雪国を中心に帰省が控えられる傾向があり、レジャーもやや低調になるからだ。
バブル期のスキーブームの頃は、関越道が大渋滞したが、ウィンタースポーツ人気は長期低落傾向にあり、スキー・スノボ客による大渋滞は過去のものになった。年末年始のドライブは、全体的にはやや短距離になる傾向がある。
今年の下り渋滞のピークは1月2日。上り渋滞のピークも1月2日だ。一般道も高速道路も、できれば1月2日の移動は避けたい。
渋滞ポイントとしては、以下の路線およびポイントがワースト5だ。
ワースト1 東名高速(綾瀬スマートインター付近)
ワースト2 中央道(小仏トンネル)
ワースト3 関越道(高坂SA付近)
ワースト4 東北道(羽生PA付近)
ワースト5 東名阪道(亀山スマートインター付近)
ワースト5位の東名阪道の渋滞は、伊勢神宮への初詣客が集中することが原因のひとつになっている。今年も渋滞対策として、伊勢西IC(下り)と伊勢ICで出口封鎖が実施される。伊勢西IC(下り)の場合、12月31日~1月8日に加え、1月すべての土日、出口閉鎖されてしまう。
地元ドライバーには周知の事実だが、それ以外の地域のドライバーは、「そんなの聞いてないよ!」ということもあるだろう。クルマで伊勢神宮に初詣に出かけるのは、かなりの覚悟が必要なので注意してほしい。
伊勢神宮に限らず、地方の大きな神社仏閣は、付近の交通規制や渋滞を覚悟する必要がある。
初詣参拝客の全国ベスト5(2009年警察庁発表・2010年以降は発表を中止)は以下の通り。クルマで向かう場合は、事前に情報を集めることを強くおすすめする。
1位 明治神宮
2位 成田山新勝寺
3位 川崎大師
4位 伏見稲荷大社
5位 鶴岡八幡宮
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