新型カローラ、初3ナンバー&約50万円値上げ!! もう日本のカローラじゃない???

日本仕様は全幅1745mmの専用ナローボディ

 日本仕様のカローラセダンのデザインは中国で発売されているスポーティ仕様のレビンに近いフォルムとされている。日本仕様の全幅は海外仕様の1790mmよりも45mm狭いナローボディ
日本仕様のカローラセダンのデザインは中国で発売されているスポーティ仕様のレビンに近いフォルムとされている。日本仕様の全幅は海外仕様の1790mmよりも45mm狭いナローボディ

 注目のボディサイズは全長が4495×全幅1745×全高1435mm、ツーリングはルーフレールが付くぶん、セダンより25mm高くなる。これ以外はセダン、ツーリングは同一寸法。

 ついにカローラも世の中の流れに逆らえず3ナンバーになってしまったのだ。

 従来モデルのセダン同士で比べると、全長がプラス95mm、全幅がプラス50mm、全高がマイナス25mmでワイド&ローのスタイリッシュなプロポーションを採用する。全幅はカローラスポーツの1790mmよりも45mm狭い。

 フロントマスクは2018年6月に発売された「カローラスポーツ」に似ている。室内も内張り、質感、計器版ともカローラスポーツと基本的に同じようなデザインだ。

欧州仕様のカローラツーリングの全幅は日本で販売されているカローラスポーツと同じ1790mmで日本仕様のカローラの全幅よりも45mmワイド
欧州仕様のカローラツーリングの全幅は日本で販売されているカローラスポーツと同じ1790mmで日本仕様のカローラの全幅よりも45mmワイド

 ホイールベースは2640mm、トレッドは前1530mm、後1540mm。ホイールベースはカローラスポーツと同じで従来モデルよりも40mm延長。

 トレッドは65mm拡大しているから、室内が広く、走行安定性を向上させている。 ゴルフバッグはツーリングで横に4個、セダンで3個積載可能だ 。

■各モデルのボディサイズ
●日本仕様の新型カローラセダンと新型カローラツーリングのボディサイズ
セダン:全長4495×全幅1745×全高1435mm
ツーリング:全長4495×全幅1745×全高1460mm

ホイールベース2640mm
●現行カローラアクシオ:全長4400×全幅1695×全高1460~1485mm、ホイールベース2600mm
●現行カローラフィールダー:全長4410×全幅1695×全高1465~1510mm(ルーフレールは+30mm、全高はタイヤサイズで異なる)、ホイールベース2600mm
●現行カローラスポーツ:全長4375×全幅1790×1460mm、ホイールベース2640mm

■欧州仕様カローラセダン:全長4630×全幅1790×全高1435mm、ホイールベース2700mm
■欧州仕様カローラツーリングスポーツ:全長4650×全幅1790×全高1435mm、ホイールベース2700mm

■欧州仕様カローラTREK:全長4433×全幅1790×全高1460mm、ホイールベース2700mm、最低地上高155mm

現行アクシオのボディサイズは全長4400×全幅1695×全高1460~1485mm。全幅1695mmという5ナンバーサイズのボディはこの代でついに消えることになる<br>
現行アクシオのボディサイズは全長4400×全幅1695×全高1460~1485mm。全幅1695mmという5ナンバーサイズのボディはこの代でついに消えることになる
奥行き、左右の幅ともに十分な広さを確保している新型カローラセダンのトランク
奥行き、左右の幅ともに十分な広さを確保している新型カローラセダンのトランク
欧州仕様の新型カローラツーリングスポーツのラゲッジ容量は5人乗車時598Lを確保。リアシートを倒すとフルフラットになる <br>
欧州仕様の新型カローラツーリングスポーツのラゲッジ容量は5人乗車時598Lを確保。リアシートを倒すとフルフラットになる

インテリアは質感が大幅に向上!

海外仕様のカローラセダンのインパネ。基本的にカローラスポーツと共通のデザイン。現行カローラと比べ大幅にクオリティが上がっている
海外仕様のカローラセダンのインパネ。基本的にカローラスポーツと共通のデザイン。現行カローラと比べ大幅にクオリティが上がっている

 3Dドライバーメーター、プレミアムヘッドアップディスプレイ、JBLグリーンエッジプレミアムサウンドシステム、スマートフォンのワイヤレス充電、タッチ方式のマルチメディアシステムなど、最新のコネクティビティを装備する。

 また、車両の制御ネットワーク(CAN)に接続する車載通信機(DCM)を全グレードに標準搭載したコネクティッドカーとして、トヨタが構築したコネクティッドカー向けの情報インフラである「モビリティサービス・プラットフォーム(MSPF)」から、さまざまコネクティッドサービスを受けることができる。

 安全装備も万全だ。単眼カメラとミリ波レーダーの性能を向上させることで第2世代に進化した予防安全パッケージ 「トヨタセーフティセンス」が、カローラスポーツと同様、標準装備される。

次ページは : パワーユニットは1.8Lガソリン、1.2Lターボ、1.8Lハイブリッドの3種類

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