一般ドライバーもおトクになる! 長距離割引の拡大に注目だ【清水草一の道路ニュース】

■長距離走行した場合は段階的に割引率が増す形に

 これまでの長距離割引は、連続走行距離100km~200km部が25%割引、200km以上は30%割引となっていた(深夜割引はここからさらに30%割引)。

 見直し後は、400km~600km部は40%割引、600km~800km部は45%割引、800km以上は50%割引と、割引率が最大で20%上乗せされる。

 深夜割引は、上記の割引をしたうえで、深夜の走行分のみ30%割引になるが、両方の割引を合算すれば、長距離利用の負担増が軽減されることになる。

長距離逓減制度の拡充で、高速道路の利用距離に応じて通行料金が割引されることに
長距離逓減制度の拡充で、高速道路の利用距離に応じて通行料金が割引されることに

 たとえば午後に大阪を出発し、東京をギリギリ0時過ぎに通過して深夜割引を満額受けていたトラックは、この措置がなければ深夜割引の実質割引率が30%から10%程度に落ちるところを、若干取り戻せることになる。

 また、約5年間の激変緩和措置として、1000km以上走行の場合、1000kmを超えた部分にも深夜割引が適用される。東京ー鹿児島間(約1400km)くらいの長距離利用ならそれなりに効いてくる。

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