警視庁の年頭部隊出動訓練 約2300人の警察官と150台もの警察車両が参加

 新年恒例の「警視庁年頭部隊出動訓練」が13日の午前に行われた。例年、新宿区の明治神宮外苑絵画館前で実施されてきたこの訓練だが、今年は、新国立競技場の建設工事が始まったため、夢の島の総合警備訓練場(江東区)にて行われた。
文:WEBベストカー編集部


警視庁が備える突出した装備、警察力

年頭の「部隊出動訓練」は、北海道などの一部の地域を除き、通常ほとんどの県警でこの時期に実施されるが、参加人数2000人以上、参加車両数が150台を超えるほどの大規模訓練を実施できる県警は警視庁以外にはない。首都を守る警視庁ゆえの、突出した警察力がうかがえる。

サブマシンガンを装備する銃器対策部隊

今回も、機動隊を中心に、総理大臣官邸警備隊や、女性警察官部隊、警察犬部隊、騎馬隊などの多数の部隊が参加し、分列行進を見せた。

また投入された車両も、交通機動隊の白バイやパトカーをはじめ、自ら隊、爆発物や生物・化学兵器の処理をする特殊車両、テロ対策車両、災害救助車両など多彩な種類に及んだ。

例年と大きく異なったのは、広い敷地を生かしての、訓練展示が行われたこと。白バイによる走行訓練、要人襲撃を想定したテロリストの制圧訓練などが公開され、見学者の注目を集めていた。

警視庁トップの沖田芳樹警視総監は、「オリンピック・パラリンピックに向けた諸対策を着実に進め、首都東京の安全安心確保努めてほしい」などと訓示した。

 なお、最新の警察車両などについては、また別の機会でまとめてリポートする。

2016年に警視庁高速隊や交通機動隊に配備された「フェアレディZ NISMO」のパトカー
2014年から配備が始まったヤマハのFJR1300P。FZ750P以来、久々に登場となったヤマハの白バイ
要人警護のために使用されるメルセデスベンツS600Lの警護車。2008年の洞爺湖サミットにあわせて導入された

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