■課題は多いが「未来」は確実にこの方向
2020年3月に開催予定だった(新型コロナウィルス感染拡大のため中止となった)スイス・ジュネーブモーターショー2020に出展予定だった、フォルクスワーゲン(VW)ブースが、バーチャルリアリティとして体験できる(ボディカラーやホイールも交換できる)。
このVWブース最大の目玉は、なんといっても今年(2020年)3月3日にドイツ本国で発表され、ジュネーブショーで一般の皆さんに初披露、ドイツ本国にて発売開始予定だった新型ゴルフGTI。2Lガソリンターボエンジンを搭載する、新世代GOLF「8」のトップグレードだ。
仮想空間をポチポチとタップして歩くと、メインステージのほかにも平台に展示されている新型ゴルフGTIを見つけることができる。
新型ゴルフシリーズ全体が、かなり挑戦的フロントマスクをしており、好き嫌いが分かれそうな「顔」ではあるが、バーチャル空間に置かれることでその雰囲気の一端を味わうことができる。
このバーチャルモーターショー、30分ほど使ってみた感想は、正直いって「まだまだこれからの技術だなぁ…」という感じだが、遠方に住んでいて会場に行けないユーザーにとっては雰囲気だけでも味わえる、非常にありがたい技術。いずれ車内やコンパニオンのお姉さん、価格表やスペック表示まで再現できるようになれば、需要は一気に広まるはず。
まずは未来を先取りするつもりで、体験してみてほしい。
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