その技術はスーパーGTにも活かされている!?
そもそもはデザインが専門という服部さん。現在ではスーパーGTのマシンへのラッピングや、自動車メーカーの仕事もこなす敏腕のラッピング屋さんだ。今回のサビプリウスにはそんな技術を裏付ける部分もあるという。
「あまり”シートを貼りました”という雰囲気は出したくなかったんです。もともとグラフィックデザインでロゴなどをデザインする仕事にいたので、今回のような独創性のある風合いのシートデザインができるのは強みです。ベースの青もアメリカの古びたクルマの風合いを目指しました」
たしかにアメリカのサビだらけのピックアップや、ワーゲンのビートルはこんなボディカラーをしている気がする。
さらに今回のサビプリウスは足元はカスタムホイール、さらにビルシュタインのサスペンションキットを入れるというこだわりよう。外観とのギャップにニンマリとのこと。
ちなみにこのサビのラッピング、一般のクルマでも施行可能だ。価格は車種にもよるがだいたい60万円からが相場になる。
このクルマと同じ30プリウスならデータがあるため少し安くできるそう。実際に錆びさせるのは不可能に近いから、もしワビサビを極めたいエンスーには60万円は決して高くない!?
「既製品のシートを貼れるラッピング屋さんは多いのですが、シートを内製して全体を演出できる業者は多くない」と服部さん これだけ錆びていれば「高速有鉛」も現実味がある!? 実際はHVというのもおもしろい
■CARAPP (カラップ)
服部さんが経営するCARAPPは一般的なラッピングもお手の物。独創的な世界に1台だけのラッピングにも対応してくれるはずだ。詳細はこちらから。
- 住所:福島県郡山市菜根3-22-12
- 電話番号:090-8251-3931
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