40代以上のクルマ好きオヤジにとって、愛車にお金と時間をかけたいけれど、そんなの無理! という人も多いだろう。なるべく安く、簡単に、早く、そして疲れない、というキーワードに、クルマ好きのメンテを行う本企画。
クルマのボディコーティングは「撥水か親水か」、どっちがいいの? 前回に引き続き、懲りずにペルシードの撥水タイプ、親水タイプ、そして撥水タイプのCCウォーター ゴールドを試してみました! さて、結果はいかに?
文・写真/ベストカーWeb編集部・中年オヤジO
【画像ギャラリー】コーティングは「撥水か親水か」あなたはどっち派? 決着はつくのか?(9枚)画像ギャラリー■撥水か、親水か、みなさんどうですか?
前回、シュアラスターの撥水タイプ、親水タイプ、CCIの疎水タイプをテストしたが、今回も引き続き撥水タイプ、親水タイプのコーティング剤を試すことにした。
施工後に水をかけると、水滴がプクプクと真ん丸に近く、コロコロと気持ちよく落ちていく撥水タイプ。それに対して、水滴はぺちゃんとつぶされた感じで、まとまって水が落ちていく親水タイプ。疎水タイプは、撥水と親水の中間。
なぜここまでしつこく、撥水タイプか、親水タイプかテストしてるのかって? どっちがいいかわからんのですよ~。
そもそも、撥水タイプをボディにコーティングしてから1ヵ月経った頃、運転席に乗り込むときに何気なくルーフを見るとポツポツとイオンデポジットを見つけてしまったのだ。あれ、あんなに気持ちよく撥水していたのになぜ?
あ、そういえば、撥水タイプは雨が降ってそのままにしておくと水滴が残ってしまって雨ジミになるというのを思い出したわけです。
とはいえ、コーティング施工後の親水タイプは、これホントにコーティングしたの? という感じで、まとまって水が流れ落ちていく、あの感じは、どうも納得いかない……、というのがいまだにあるんですね。
ただし、その反面、水引き効果があるので、雨が降ると汚れが落ちやすく、イオンデポジットができにくいというメリットがある。
そこで懲りずに、またまた撥水タイプと親水タイプのコーティング剤を試すべく、買いに行ってしまったというわけです。
今回選んだのは、ピンク色のボトルが特徴の撥水タイプのペルシードの「ペルシードドロップショット180」と親水タイプの「ペルシードハイドロショット180」、そして撥水タイプのプロスタッフの「CCウォーター ゴールド」の3製品。いずれも人気商品で、使っている方も多いかと思います。
まずは撥水タイプの「プロシードドロップショット180」。スプレータイプとは違ってエアゾールタイプで、プッシュするとムース形状の液体が出てきます。価格は3298円と、プラスチックのボトル入りスプレータイプの簡易コーティング剤と比べ500~800円ほど高め。
予めボンネットをクリーナーをかけて洗車した後、説明書に従って少し水が残っている状態で、「プロシードドロップショット180」を付属のクロスで、水滴と一緒に拭き上げていった。
ほかの製品のように白濁液のようなものではなく、ムースタイプで非常に塗りやすい。拭きスジも残らず、滑らか軽い拭き上げ感だ。ちなみにボディが乾いた状態で使用する場合は、水で濡らし固く絞ったクロスにスプレーして使用してくださいと説明書に書いてあった。
説明書には、「ボディのクリア層に浸透してガラス質に変える、撥水性ガラスコーティングで、ボディもウインドウにも使える次世代コーティング」と書いてあった。次世代コーティング?
さらに「ガラス成分がクリア層に浸透定着してガラス化するので従来のコーティングのように被膜が剥がれたり、劣化しにくくなります」
さらにさらに「ガラスコーティング特有の優れた透明感のあるツヤを引き出し、鏡のような映り込みを魅せ続けます」
なんという文言でしょう。素晴らしい! しかも「濡れたままの施工で簡単、キレイに仕上がる! 3回(1本分)程度成功することでクリア層に浸透し、ガラス化します。その後は繰り返し使用することで、撥水の効果はよりアップしていきます(※3週間以内で3回行うのがおススメです)」とも。耐久性に関しては「ボディ耐久5ヵ月、ウィンドウ3ヵ月」とのこと。
「これ簡単スプレータイプのコーティング剤のなかで、一番いいんちゃう? ガラス系コーティング剤ではなくガラスコーティング剤と書いてあるし、プラスチックのボトルではなく、高圧ガスのエアゾールタイプやし」となぜか大阪弁でつぶやく中年オヤジ……。
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