コーティングは「撥水か親水か」沼は続く…ペルシードとCCウォーターゴールドを実体験テスト【やればできる中年オヤジのカーメンテ】

■これなら親水タイプはかなり期待できそう

親水タイプのペルシードハイドロショット
親水タイプのペルシードハイドロショット

 続いて、ボンネット中央には親水タイプの「ペルシードハイドロショット180(3298円)」を施工。こちらは「洗車後に水滴を軽く拭き取ってください。その後、1秒の噴射で80cm四方の施工が目安です。専用のクロスで塗り広げるように拭き上げてください」と書いてあったので、その通りに拭き上げていった。

 こちらも撥水タイプのドロップショットと同じような文言、「天然ガラス成分がクリア層に浸透していきガラス化するので、従来の被膜が剥がれたり、劣化する心配がありません」と書いてあった。

 ただし、「メンテは水だけ。ガラス質に変わったボディは、水だけで汚れが落ちるようになるので、洗車の回数と手間が減らせます」というところは撥水タイプとは違うポイント。

 さらに違うのは防汚効果、水だけ洗車を謳うものの、撥水性のように○ヵ月耐久とは書いてなかった。

 3回程度施工することでクリア層そのものがガラス化します。その後は繰り返し使用することで親水の効果はアップしていきます。※3週間以内で3回行うのがおススメ。※1日のうちに続けて3回の施工も可能。新車への施工は硬化抜群」とこれまた、うっとりしてしまう文言だった。

■プロスタッフの「CCウォーター ゴールド」

プロスタッフのCCウォーター ゴールド
プロスタッフのCCウォーター ゴールド

 このCCウォーター ゴールド(2180円)も人気商品。スプレータイプで白濁液。説明書の通りに洗車後の濡れたボディに水滴ごと、50cm四方に1プッシュして拭き上げていった。ちなみにより一層光沢を出したい場合はボディが乾いた状態で使用してくださいと書いてある。

 成分はガラス系ナノコロイド、ケイ素系レジン、ケイ素系ツヤ出し成分、紫外線吸収剤、RO水とある。ちなみに耐久性については言及されていなかった。

 拭き上げは水滴とともに拭き上げていったが、特に拭きムラや拭きスジが付くっこともなく実に簡単だった。

■いざ、シャワーで水をかけて水はじき効果を見る

どうですか、この水はじき、超気持ちいい~
どうですか、この水はじき、超気持ちいい~

 向かってボンネット右側が撥水タイプの「ペルシードドロップショット180」、中央が親水タイプの「ペルシードハイドロショット180」、左側が撥水タイプの「CCウォーター ゴールド」。

 いざ、水をかけてみると、やっぱり一番右側のドロップショットの水はじきは凄い! 水滴がプクプクとして、コロコロと気持ちよく流れていく。

ペルシードのハイドロショット(親水タイプ)水はじきは撥水タイプと親水タイプの中間という感じ(疎水タイプ?)、なかなかどうして、少し気持ちいいかも
ペルシードのハイドロショット(親水タイプ)水はじきは撥水タイプと親水タイプの中間という感じ(疎水タイプ?)、なかなかどうして、少し気持ちいいかも

 続いて中央の親水タイプのハイドロショット。むむむ、水がまとまって流れていくが、水滴もなかなかどうしてコロコロと落ちていく。撥水タイプとも違うし、先日のシュアラスターのゼロウォーターとも違う。これは両方のよさを兼ね備えたタイプかも……。

CCウォーター ゴールド。艶感もあるし、水はじき効果も抜群。これ撥水タイプのコーティング剤のトップクラスです
CCウォーター ゴールド。艶感もあるし、水はじき効果も抜群。これ撥水タイプのコーティング剤のトップクラスです

 最後は撥水タイプのCCウォーター ゴールド。これも凄い! 水滴プクプク、おもしろいように水が固まりになって落ちていく。うーむ、これも凄いぞ。撥水タイプのなかじゃトップクラス!

 撥水タイプに関しては、水はじき効果は横並びか。ほかの製品も入れて次回に試してみたい。

 今回の親水タイプの「ペルシードハイドロショット」はなかなかのものだった。親水タイプはこれかな……、でもまだまだ試したい。

 今回試した商品は別のクルマに施工して1ヵ月後に効果を見たいと思います。ちなみに前回のシュアラスターのゼロドロップ、ゼロウォーターはルーフとトランクに施工し、1ヵ月後(もっと伸びるかも)に紹介するのでお楽しみに!

【画像ギャラリー】コーティングは「撥水か親水か」あなたはどっち派? 決着はつくのか?(9枚)画像ギャラリー

 

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