どこが安い? 何が違う?? 意外と知らないタイヤ購入と交換費用の実態

圧倒的な安さ!! ネット通販にネックはある?

【ケース5】通販購入&タイヤ持ち込みで交換

 どの商品でもそうなのだろうが、在庫管理や店舗がないといった流通コストが低い通販だとやはりタイヤも安い。しかし通販でタイヤを買っても、着けてもらうところを見つける手間があるほか、持込みの場合、工賃が高いこともある。

 だが、最近は逆転の発想で持込みタイヤを歓迎するお店も多くなっており、インターネットで「タイヤ 持込み交換+自分の地域」と検索すると意外にすぐに見つかる。また、工賃が安いことも多い。

 さらにそういったお店だと送付先を直接店舗にすることも可能で、タイヤが届く日程と合わせて予約をすれば、タイヤを運ぶ手間なく一時的な置き場も不要。愛車を持ち込めば交換してもらえるのも嬉しい。

・タイヤ代/1万2000円(送料込)
・工賃/1600円

4本交換で合計5万4400円

※お店によっては、工賃は平日来店割引やインターネットからの予約によりさらに安くなることもある。

●メリット

・圧倒的な安さ
・数多くこなしているだけに作業レベルは高い

▲デメリット

・タイヤを選ぶ際の情報はないので、メディアや口コミなどからの情報収集が必要

【まとめ】最大価格差は約3万円!! ただし価格以外も重要

タイヤは命を乗せて走るもの。同じモノなら安いに越したことはないが、価格以外のメリット・デメリットも多数存在するため、自分に合った買い方を

 結果は、最安の「通販購入&タイヤ持ち込みで交換」が合計5万4400円、逆に最も高いのは「ガソリンスタンド」で計8万4000円となった。このように同じ銘柄のタイヤでも、交換する場所によっては約3万円もの差があるのには驚く。サイズが大きいタイヤなら価格差はもっと広がるだろう。

 どこで交換するのが良いかはメリット・デメリット双方あるため一概には言えないが、いずれにしても車の性格や使い方に合ったタイヤを自分に合ったところで交換するといいだろう。

 また、タイヤは車そのものと同様に命を乗せている重要なパーツだけに、普段から空気圧やサイドウォールのキズ、残り溝などのチェックも小マメに行ってほしい。

※本稿に記載の価格は独自調査による税込価格の概算です。時期などによって変動する場合がありますのでご了承ください。

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