600万円スタート!? 新型クラウンエステートの国内仕様はこうなる!?

600万円スタート!? 新型クラウンエステートの国内仕様はこうなる!?

 第4の新型クラウンとして登場が待たれるエステート。利便性も抜群なワゴン形状で、登場すればかなり売れそうなパッケージなのだが年内登場予定なのに音沙汰なし。アメリカでは既に登場しているのだが日本で作っていると言うのだから、日本市場にも早く導入して!!!!

文・ベストカーWeb編集部/写真・トヨタ

【画像ギャラリー】アメリカで登場の「クラウンエステート」です! 約720万円のクラウンをギャラリーでチェック(5枚)画像ギャラリー

■もうアメリカでは売ってるんだけど……

SUVっぽいデザインのステーションワゴン。そのデザインは新鮮だ!
SUVっぽいデザインのステーションワゴン。そのデザインは新鮮だ!

 クロスオーバー、スポーツ、セダンに続く第4のクラウン、「エステート」がなかなか出てこない。2023年4月の段階で「2024年登場」と発表していたのにいまだ音沙汰なし。そうこうしているうちに2024年もあと1カ月少々となってしまった。

 ところがどっこいこのエステート、なぜかアメリカではもう売られている。その名をCrown Signia (クラウンシグニア)という。

 愛知県の堤工場からの輸出車で、「だったら先に日本で売ってよ!」と言いたいところだが、日本は認証系不祥事の後始末などあり、ちょっと時間がかかっているみたい。

 トヨタの生産、販売現場は今なかなか大変らしく、編集部の遠くの情報源から軽い叫び声と恨み節が聞こえている状況(頑張ってー)。だったら先にアメリカのクラウンエステート(シグニア)を見て、期待と妄想を膨らませようというのがこの記事なのだ。

■車中泊も可能なアグレッシブなクラウン!

最大の特徴はこの広くフラットなラゲッジスペース。どんな使い方をしましょうか?
最大の特徴はこの広くフラットなラゲッジスペース。どんな使い方をしましょうか?

 アメリカのクラウンシグニアは直4、2.5Lハイブリッドを搭載しており、駆動方式は後輪をモーターで駆動するE-Four。バイポーラニッケル水素電池を使っており、システム出力は240ps、0〜60マイル(時速96キロ)加速は7.1秒である。

 SUVタイプのスポーツと異なるのは、ラゲッジスペースが大きいこと。しかも後席を畳めばフルフラットになるから、車中泊もできるというのが大きな特徴。クラウンシリーズで最もアグレッシブな使い方ができるクルマということ。もしかしたらシリーズ中、最も若い世代に支持されるかもしれない。

 クラウンシグニアはXLEとLimitedの2つのグレード展開で、現地価格はXLEが4万3590ドル(1ドル150円換算で約654万円)、Limitedが4万7990ドル(同約720万円)。日本仕様のグレード構成、価格は未発表だが、600万〜650万円あたりになりそうだ。また、日本仕様には2.5Lのプラグインハイブリッドも設定され、そちらは800万円前後になると思われる。

 ボディサイズは全長4930×全幅1880×全高1620mm、ホイールベース2850mmで、全長がクラウンスポーツより少し長く、クラウンクロスオーバーと同じというサイズ。

 近年、日本ではステーションワゴンの市場が縮小気味だが、久々に「売れるワゴン」の登場となるかもしれない。2024年内に発表し、2025年になってから納車というスケジュールが予想される。

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