■トヨタ、カローラクロスの納期は2023年3月以降と長期化
カローラクロスの納期が来年3月以降と大幅な遅延状態が起っています。
人気が高いうえにコロナ禍による半導体を中心とした部品供給が滞っていて、生産の遅れが生じているためです。
■ホンダは6~8月にマイナーチェンジ、追加モデルなどの設定を相次いで展開
ホンダは、6月にフリードとシビック、7月にヴェゼル、8月にN-WGNとフィット、シビックタイプRをそれぞれマイナーチェンジやフルモデルチェンジ、追加モデルの設定などを行って、商品ラインナップを強化します。
フリードは新グレードの「ブラックスタイル」を追加すると同時に、ボディカラーに新色3色を設定します。
ヴェゼルはカスタマイズモデルの「モデューロ」を追加します。
N-WGNはカスタムタイプのフロントグリルを小変更し、フル合皮シートの仕様を設定します。ノーマルタイプはシートヒーターを標準装備し、新グレード「スタイルプラスシック」を追加します。
フィットはベーシック、ホーム、リュクスの各グレードはフロントグリル&フロントバンパーデザインを小変更します。クロスターはルーフレール、フロント&リアガード、合皮コンビシートなどを採用してSUVテイストをさらに強化します。
さらに、フィットはガソリン車とハイブリッド車にスポーツバージョンの「RS」を設定します。
シビックは6月にスポーツe:HEVの2Lハイブリッド車を新設定し、8月にはシビックタイプRをフルモデルチェンジします。タイプRは新型も2Lターボエンジンを搭載し、FF車最速を目指します。
これらによって、ホンダは今年後半の増販攻勢の盛り上げを果たす構えです。
■ダイハツ、6月27日に新型ムーヴキャンバスの予約受注を開始
ダイハツはムーヴキャンバスをフルモデルチェンジし、新型の予約受注を6月27日に開始する見込みです。
新型は、タント同様にプラットフォーム、エンジン、足回り、駆動系を全面刷新します。パワーユニットは新開発のNAエンジンに加えて、新型ではターボエンジンも搭載する見込みです。
なお、現行モデルは4月12日からオーダーストップ扱いにしています。
■ダイハツは6月30日までSUVキャンペーンを展開
首都圏にあるダイハツ店各社は4月から6月30日までにSUVの増販キャンペーンを展開しています。ロッキー(HEVグレードを除く)、タフト、アトレーを対象に10万円のオプションサービスを実施しています。
■日産エクストレイルは7月下旬にフルモデルチェンジ
日産は、エクストレイルを7月下旬にフルモデルチェンジする方向でスケジュールを調整している模様です。
主軸モデルとなる4WD車を7月に、FF車は2カ月遅れの9月に発売する予定で、予約受注は6月下旬から受付を開始する見通しです。
なお、現行モデルは4月いっぱいでガソリン車のオーダーをストップし、ハイブリッド車のほうはすでに生産を終了しています。
次期モデルのパワーユニットは当面、1.5L VCターボと組み合わせた新開発e-POWERのみを搭載します。
そして、1年後に三菱自動車が供給する2.4Lのプラグインハイブリッドモデルが追加設定される予定です。

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