ランクル70再販がオートサロン頃からSNSでにわかに話題になっている。ベストカーWebではあらゆるルートから情報を集め、ついに詳細情報を掴んだ。丸目ディーゼル、本当に出そうだ!!
文:ベストカーWeb編集部/写真:TOYOTA AUSTRALIA
■2023年秋復活を目指すナナマル
ランクル70(ナナマル)が再販されるかもしれないというウワサはこの数年ずっと燻り続けていた。オーストラリアなどでは現役で販売されているナナマルだが、日本市場では2015年の復活を以って一度幕引きをしていた。
しかし国内でも地方自治体の道路管理、不整地での業務などで公私を問わない需要は依然として高い。もちろんトヨタとてこの声に耳を傾けており、どうにかしてナナマル復活を目論んできたという。
ベストカーWebが独自でメーカー関係者から掴んだ情報によると、ナナマルの復活は2023年秋頃を目途にプロジェクトが進んでいるという。そしてライトは丸目でフェンダーは別体という。またエンブレムはトヨタのエンブレムではなく「TOYOTA」だ。
この丸目ライトのイメージはオーストラリアトヨタのランクル70に似ているという情報も入っており、コスト的なことを考えるとこのデザインで登場する可能性は濃厚だろう。
■2.8L+ATでとことんタフを追求する
ナナマルについて新しく入った情報がエンジンは1GDエンジンを採用すること。2.8Lのディーゼルで現行型ランクルプラドに搭載されている名機だ。2014年に復活した際のナナマルは1GRエンジンでV6の4Lガソリンエンジンだった。
当時はもちろん復活を喜ぶ声も大きかったが、やはり低速トルクの強いディーゼルを要望するファンは多かったのも事実。実際に1GRのトルクは36.7kgmに対して、ディーゼルの1GDは51kgmとトルクの厚みがまったく違う。悪路走破性能を考えればこのスペックは非常に大きなものだ。
トランスミッションについては2014年モデルが5MTだけだったのに対して、今度の復活モデルはATのみというのが濃厚。基本的には現行プラドと同様の6ATになるはずだが、ナナマルらしくデフロックなどのオプションは健在だろう。
少し雑な言い方をすれば機関系は現行プラド、足回りと外装はナナマルというクルマになりそう。
コメント
コメントの使い方昨日、横浜市鶴見区を再々販70が走っていました。
個人輸入なり、その手の業者の車なのでしょうか。
右ハンドル、後ろのドアにはTRDの文字。ボンネットはスクープ写真と同じ形状、色は黄土色。フェンダー部は黒。
70より80が好みなんだけど出ないかなぁ
70が欲しい人は、プラドと同じエンジンなら買わないのでは?オーバースペックなエンジンだからランドクルーザーであり、プラドは申し訳ないがランクルと個人的には思っていない70はプラドとは違うのだよ!ディーゼル、A/Tかマニュアル希望。