こんなにも「まだかまだか」と待ち焦がれるミニバンも珍しいのではなかろうか。そう、2024年夏に「登場する」ホンダの新型フリード。でも、その新型の姿を見られるのは「2024年3月」の可能性もあるのです!
文・写真:ベストカーWEB編集部
■2024年夏登場の新型フリードに「小出し戦術」が発動される!?
2024年夏に登場する新型フリードを、なぜその前の3月に見られるのか? それは、ホンダお得意(!?)といっていい「小出し戦術」があるから! その「小出し戦術」の話の前に、ベストカーがつかんでいる新型フリードの概要を。
2016年誕生の現行フリードから大進化するのが新型フリードだ。標準車のAIR、2列シートのAIRプラス、クロスオーバーテイストのクロスターという3タイプが用意されるが、なんといっても注目はパワートレーン。
現行フリードは一世代前のハイブリッド、i-DCDを搭載しているが、今のホンダ車に幅広く採用される2モーター式の1.5L、e:HEV搭載。実燃費も走りも大幅に向上すること間違いなし。1.5L、NA搭載のガソリンモデルもあるが、エンジンがブラッシュアップされるだけに、こちらも期待大なのです!
内外装の質感は格段に高まるが、全幅1695mmという5ナンバーサイズはキープ。コンパクトミニバンでありながら質感UP! 永遠のライバル、トヨタシエンタに挑戦状をビシッと叩きつける準備が、今整っているのだ。
■ホンダの傾向は「最初のお披露目」から「発売開始」までが約半年
はっきり言って新しさテンコ盛りの、3代目となる新型フリード。その姿を2024年3月に見られる可能性がある! と、冒頭からあおりまくっているのは、先述したホンダの「小出し戦術」が新型フリードでも発動されるはずと思っているから。
「小出し戦術」と勝手に名付けているけど、これはホンダに限ったものではない。新型車が発売開始されるまでのある一定期間、まずは「写真や動画で姿を見せるお披露目」、次に「価格も公開する正式発表」。そして、ようやく「一般ユーザーが通常購買できる発売開始」……といくつかの段階を踏んで新型車を売っていく手法。
自動車メーカーの販売戦略だから、もちろんアリなのだけど、最初の「クルマの姿のお披露目」から「発売開始」までが半年以上開くケースもあり、ユーザーは「いつ販売されるの?」と困惑したり、待ちくたびれたり……。
そしてここ数年、その「小出し戦術」が特に目につくのがホンダなのですよ。
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