Tjクルーザーはいつ日本に上陸するのか? まさかの北米専売?

■日本仕様登場の可能性は非常に高いから心配無用だ!!

 2017年の東京モーターショー公開時のTJクルーザーのサイズは全長4300mm、全幅1775mm、全高1620mm、ホイールベースが2750mm。

 ちょうどC−HRの全高を70mm高く、ホイールベースを60mm伸ばしたサイズ感だ。スタイリッシュなデザインながら、実用性という点で使いづらいC−HRの対極にあるのがこのTJクルーザーということになる。

やや武骨だがキリっとした印象のTjクルーザーコンセプト。フルフラットになる後席シートなど実用性抜群なのも関心が高まった理由だった

 ミニバンのように広い室内、フルフラットとなるシートアレンジメント、SUVに求められる走破性、そして若い世代に受けいれられそうな新しいデザイン。どうみても日本のマーケットでも成功しそうではある。

 エンジンについては2リッターのガソリンと1.8リッターのハイブリッドと予想されている。

 これは実質的にC−HRと同じパワートレーンだが、北米専用車なら、RAV4のように2.5Lハイブリッドの方が自然だ。このことからも、日本デビューは遅れることがあっても日本仕様はあるとみていい。

 トヨタ開発関係者の、「北米専用車」という情報は信用できるが、だからと言って日本仕様がないということは、まず間違いなさそうだ。

 コンセプトカーでは4人乗りだったが、日本のミニバン市場を考えると、5人乗りは当然、7人乗り仕様も考えられる。ノア系よりホイールベースは100mm短いが、シエンタの7人乗りと同じホイールベースだ。

コンセプトモデルからややブラッシュアップされた市販モデルのベストカー予想CG。うーん、日本仕様も欲しいです……

 日本の新しいファミリー層をターゲットとするなら、コンパクトで多人数乗車、エコノミー、そしてユニークなデザインとコンセプト、どれを取ってもヒットの条件を揃えている。

 価格を含め2021年以降最も気になる存在となるのは間違いない。期待しよう!

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